年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

二本松のこと

2013年06月16日 | 宅老のグチ

テレビで二本松少年隊の悲劇が放映される。会津の白虎隊にと比較して生存者が多いのに語られることが少ない。これは二本松藩の戊辰戦争の複雑な戦いがあり、藩内部の混乱もある。
 郡山の石井研堂、二本松の高橋太華の関係からも見ることが出来る。福神漬の資料調査で郡山へ行ったとき、宮本百合子文学の発祥地であることを知った。彼女の父は建築家で曾根達蔵と共に三菱関係のビルを設計している。郡山市開成館には石井研堂の小学校時代の校長だった御代田(みよだ)豊先生の影響が大きい。御代田は開成館にも関係していたようで福島の中通り地方の感情は複雑である。戊辰の傷は平成の今にも残っていて、県庁所在地を郡山へという看板がむなしい。
 震災と放射能で新たな傷が増え、今後の福島浜通り地方はどうなるのだろうか。今開成館付近の放射能の数値はどの位になっているのだろうか。漏れ聞く話では福島市の小学生は今でも公園では遊ばないという。本当なのだろうか。
 二本松のキュウリの生産者組合に今年も漬物用キュウリを頼んでいる。やっと本当の支援となる。
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道路工事

2013年06月15日 | 築地市場にて
日本経済新聞6月14日
築地市場を貫通する環状2号線工事が市場の移転の遅れで,迂回通路を作るようだ。浜離宮と築地市場の間を水路(築地川)には市場から出る車両の通路があるがその通路を広くして仮の道路とするようだ。このわずかの距離にも関わらずトンネル工事に数年かかるということは何か築地市場内に埋設物があると考えているのだろうか。
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梅相場

2013年06月14日 | 築地市場にて

青果物の梅の価格がこの時期としては安い気がする。産地の情報ではすでに青果市場向け出荷予定トン数3200トンの半分ほど出荷しているという。都会では梅干よりも梅酒需要のほうが多いのでもうじき予定トン数になるだろう。
 梅が多ければスモモも多くなる。今年は駄菓子屋向けのスモモも量的に比較的安定するだろう。品薄の時の対処の仕方をどうやら経験しつつある。無理に一年中欠品しないことより産地維持とか企業の永続化を狙うことを話す人が増えてきた気がする。

追伸 書いていて気がついたのだが、3万2千トンらしい。これは和歌山の農協の数字である。
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湿った頭が

2013年06月13日 | 宅老のグチ

一月に1回しか使わないパスワードを変更しようとしたら、元のパスワードを思い出すことが出来ず、パスワードロックが掛かってしまった。仕方がなく書類を提出し、再設定となる。このところのセキュリテイのためパスワードが長くなっているので間違えやすい。
 ようやく梅雨らしくなった東京の天気が頭の回転を悪くする。晴れれば暑いし、雨が降れば寒いし、身勝手な自分に驚く。
湿気の多い空気が冷蔵庫の結露を招き。水滴が商品の上に落ちる。梅雨の一番困った現象。
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台風3号がそれてくれました

2013年06月12日 | 築地市場にて

この時期に紀州へ台風が来ると大きくなった梅が風で熟す前に落下することが多い。季節外れの台風にはいつも困らせる。どうやら台風3号は雨不足に慈雨となったようで関東地方にお湿り雨となった。新聞の青果欄の梅価格も落ち着いているようで明るい話題の少ない漬物業界には慰めとなるだろう。今月中の好天が続くことを祈るしかない・
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築波のちょうちん

2013年06月11日 | 築地市場にて

築地場外市場に築波という文字が入っている提灯があった。築地波除神社の祭礼の提灯である。昨年の記憶では観光バスの駐車場の一角にお旅所の施設が臨時に出来ていた記憶がある。今年はこの施設が見かけなかったので祭礼が6月9日にあったことを忘れていた。
 昨年は何日もかかって設置した施設が祭礼が終わってすぐに撤去されたのが記憶に残っている。今年ね祭礼の記憶が薄い。年なのか。
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何本目の矢だが

2013年06月10日 | 宅老のグチ

ここ数日報道されている農業振興も過剰生産となった農産物処理場は何処に行けばよいのだろうか。6月は食中毒の一番多い時期である。昨年はO157の事件でひどい年となった。まだ事件の後遺症が残っていて今年も無事に過ぎて欲しい。
 日本農業は芸術的な農業で労力等の価格が考慮されていない。さらに景観環境保持という機能の評価もなされていない。国土が徐々に荒れているのだが台風という自然災害で初めて自覚することとなる。
農業聖職というおだてでは生活が出来ない。といって外国からの安い農産物が為替や関税によって流入阻止する時代も終わった。どうなることやら。6次産業を目指す農業は安さに惹かれる日本消費者から勝てるのだろうか。
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梅仕事の季節となって

2013年06月09日 | 梅干

青果市場に梅が出荷されるようになってきた。関東では群馬産の梅が梅酒用として始めに出てくる。榛名山麓が産地である。和歌山と違って品種が異なりカリカリ梅とかドブ漬の梅用となる。九州の焼酎用の梅が足りないときは群馬から行く事もあるという。
 梅酒は数少ない酒税法の制約から逃れた酒であり、個人で飲用する量であれば問題がない。3年ぶりの平年作で小粒の梅も多いようで来年が期待できる。
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また円高かよ

2013年06月08日 | 宅老のグチ

やっとデフレ脱出の見込みがついたかと思えば1ドル103円まで安くなった円が又95円まで円高となった。このままだと80円台も間もない気がする。FXなどの為替先物を行っている人達はドキドキ物だろう。
 中国で生産している漬物も価格改定を予定しているが改定次期の見極めが難しい。
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センサーが故障で

2013年06月07日 | 宅老のグチ

夜になって暗くなると外灯に電気が行き点灯させるセンサーが故障したらしい。付き合いのあった水道屋さんの電話が不通となった。廃業したのかまだわからない。どうやら時代の変化が末端まで及んでいて小さな故障もすぐには直せない時代になったようだ。町の工務店が消えると誰が補修すればよいのだろうか。
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三本の鏑矢

2013年06月06日 | 築地市場にて
鏑矢という矢がある。戦闘開始の合図の矢ともいわれ、音が出て飛ぶ矢である。つまり殺傷能力が低い矢である。ここ数日の株価、為替の乱高下は安倍内閣の三本の矢がどうやら鏑矢とみなされたのではないのだろうか。鳴り物入りの政策でなく、音だけの矢だったのだろうか。所得の低い国民の目は高騰した株価の恩恵は受けず、電気料金の変更とか価格改定した食品の対抗策を再び思案しているのだろうか。
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巣鴨にある豊島青果市場

2013年06月05日 | 築地市場にて

用があって国道17号線を白山から巣鴨へ向かうと山手線巣鴨駅を過ぎると道路拡張工事を行っているようだ。ずいぶん昔に豊島青果市場に入ったが非常に狭く都心で拡張の余地のない市場がどこまでやっていられるか疑問に思ったことがある。この市場は神田の青果市場と同じくらいの古い歴史があって、都下の土物の市場だった。この中にあった漬物屋さんが戦前の野球資料を集めていた人で自宅には高校野球の資料室があった。もう30年以上前の話である。
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お化粧経済の崩壊か?

2013年06月04日 | 築地市場にて
為替が再び円高に振れて
昨年末よりの円安による株高というお化粧経済が「すっぴん」の実態経済の悪さをごまかしていたがどうやらお化粧も時間がたつと落ちるようで又円高になって株安となってきているようだ。築地場外市場の観光客のアジア系の人が大分増えているようでここだけはまだ円安の恩恵が来ているようだ。
 経済がどうなろうと生きてゆかねばならないので又節約となって不景気が継続する。
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新虎通り

2013年06月03日 | 築地市場にて

虎ノ門からの環状2号線が新橋の第一京浜国道までの道の名前だ「新虎通り」となったようだ。そこから先の道の名前は異なる名前となるようだ。この付近の通りの名前は「新大橋通り」「晴海通り」などがある。隅田川の最下流のところに橋が架かる。築地市場を貫通する道路となる。多分築地大橋となるのだろう。そうなると築地通りとか豊洲通りとなるしかないのだろうか。
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気持ちの揺れ

2013年06月02日 | 築地市場にて

6月に入って梅雨らしい天気だがイマイチ気分が良くない。気温は朝方には18度くらいだが昼間は25度ほどとなる。東京都から放射能の基準数値を超えた「こしあぶら」の出荷停止のメールが来る。2年を越え、ずいぶん少なくなったがやはり自然栽培の山菜類は基準値を超えるようだ。何時までこのような検査が必要なのだろうか。
 福島の漬物業者の話だがまだ心の中に放射能差別があって数値に現れないものが残っているという。今年は福島産のキュウリ原料が増える。

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