ウリパパの日記

自由気ままに・・・

ステイホーム週間 (17) 館町の御霊神社 2020.5.4

2020-05-05 18:02:33 | Weblog

館町の龍見寺を後にして、畑を北上し、北野街道沿いの御霊神社へ向かいます。館町というのは、鎌倉権五郎景政公や近藤出羽守助実の館があったところから、このあたりは「館町」なったという言い伝えが残されています。その館町を代表する神社が御霊神社となります。

細い路地の先に鳥居があり、その先には薄暗い参道が続きます。

 

鎮守の森の中の参道。その先に拝殿があります。毎年夏には御祭礼が行われますが、お祭りには訪れたことはありません。

 

木立を抜けると左手に御神木舎。以前にも紹介しましたが、この切り株は珍しい由来があります。2002年の改修工事(湯殿川改修)の際に社務所西部に当たる場所に生育していたためにご神木を伐採、記念としてご神木舎を建てて祭ることになりました。樹齢200年あまりの御神木の切り株としてここに祀られています。

 

拝殿の前の手水舎。龍の彫刻です。

 

石の台座の上に3個の力石。昔、石を持ち上げて力を競ったそうです。大210kg、中130kg、小70kgあります。小なら持てるかな?

 

 

御霊神社の創建は天正時代。もと御霊谷戸に祭られ「御霊大明神」といわれた社を、八王子城主北条氏照の家臣近藤出羽守助実により移され、慶安2年(1649)に神像を彩色、元禄8年(1695)8月23日社殿を再建。昭和42年(1967)に拝殿が新築されました。

 

狛犬です。

 

拝殿と違って歴史を感じます。狛犬の先、拝殿の横には神輿殿があります。

 

拝殿に続く本殿。白壁権現造の立派な建物です。

 

御霊神社を見学してから西明神橋を渡り、湯殿川沿いを歩きます。湯殿川の治水工事が完了し、川沿いに遊歩道が整備されていました。

 

湯殿川から階段を上り、八王子医療センター横へ抜ける途中、お行儀のよい猫と遭遇。

 

よく見るともう一匹いました。

 

東京医大八王子医療センターです。三次救命救急センター、災害拠点病院、感染症指定医療機関、がん診療連携拠点病院及びDPC特定機能病院群の指定を受けている重要な医療機関です。

 

医療センター前の通りを東へ向かうと行き止まり。昔は雑木林が広がっていて散策路があったのですが、山が削られ、ここに八王子南バイパスが接続されます。前の記事で掲載した工事現場へとつながります。

緑に覆われた館町も八王子南バイパスの開通で大きく変貌しつつあります。

 

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