ウリパパの日記

自由気ままに・・・

南浅川橋から白山神社、大光寺、高楽寺散策 2020.5.21

2020-05-21 20:14:11 | 自然

今年の5月は平年より暑い日が多かったのですが、昨日からオホーツク海高気圧におおわれ日中は15℃を下回る肌寒い日が続いています。八王子の最高気温は昨日が14.4℃、今日は12.9℃と季節が1カ月逆戻りした陽気となっています。また月曜日から連日の雨降りで、洗濯物が乾かない日が続いています。

今週は高尾の自宅で在宅勤務。明日は休業日で八王子の病院で人間ドックを受診します。年1回の人間ドッグを意識している訳ではありませんが、在宅勤務で外へ出る機会が減っているため、毎日適宜休憩をとり一日1万歩を目標に自宅周辺、あるいは友部のアパート周辺を歩くようにしています。今日は雨が小止みになった午後に長めの休憩を取得して、南浅川を散策。久しぶりに廿里町の白山神社まで出かけてきました。

まずは南浅川橋へ向かいます。

 

昨年11月から続いている長寿命化工事の案内です。

 

工事は間もなく終わります。足場が外されてリニューアルした橋が姿を現しました。見た目は以前とほとんど変わりません。

 

今日は陵南公園をパスして上流へ向かいます。高尾街道をクロスして暫く歩くと左側に小さな鳥居と祠があります。ここの桜はお気に入りで、春に見に来ることがあります。ここの鳥居もリニューアルしたみたいです。

 

しばらく上流へ向かうと、右手に白山神社へ昇る階段が現れます。

 

ここを訪れたのは7年ぶり。以前来たときは無かった「歯の神様」を紹介する案内板が立てかけられていました。白山=歯苦散か。なるほど・・・

 

狛犬に迎えられ30段の階段を昇ります。奉献の台座は新しいですが、その上の狛犬は歴史を感じさせます。

 

拝殿にお参りします。

 

扁額は、歯苦散神社ではなく白山神社でした(笑)。比較的新しい神社です。以前に紹介した記事の再掲になります。「高尾駅界隈」という本によると、白山神社は多摩森林科学園の裏にあり、実験林が拡張された際に、麓の白山橋のそばに社殿を移築したそうです。つまりこの白山神社は山頂から麓に移されたのです。

 

もともとあった山上の本殿に向かいます。200段を超える階段と坂をひたすら登ります。

 

5分ほど歩いて本殿に到着。

 

狛犬です。右側は阿形

 

左側は吽形。

白山神社では鳥居前、拝殿前、山頂の本殿前と3対の狛犬を見かけました。いずれも姿が異なっています。一番歴史を感じさせるのは鳥居前の狛犬です。もともと山頂にあった狛犬を鳥居前に移し、山頂には新たな狛犬を置いたのではないでしょうか。

 

本殿は木の格子で覆われています。

 

横から見た姿。

以前にも紹介しましたが、「高尾山界隈」から白山神社に関する記載を再掲します。由緒ある神社のようです。
 「新編武蔵風土起稿」(1826)によれば、十一面観音の板碑があって、文永十二年(1275)の銘があると記されていることからすれば、700余年前鎌倉時代に遡ることになります。また山上の本殿は、社務所の案内書に滝山城主大石左衛門によって造営されたことを記録する棟札がある、と説明があります。もっとも現在の建物は寛文十一年(1671)に造営されていたものといわれます。
なお、江戸時代、時の幕府より十四石の御朱印(将軍家より寄進)をたまわっていますが、この地方の神社としては高額で、格式の高さを示しています。

 

本殿のある場所は山頂ではありません。裏側に山道が続いているのでさらに登ってみました。暫く歩くと山頂と思われるところに祠がありました。

 

山頂の先は檜の木の植林地になっています。以前、山頂から左手へ下る道を歩いたことがあります。多摩森林科学園の敷地となっていて、境界は有刺鉄線で覆われ敷地内には入ることができませんでした。

 

白山神社の帰り、大光寺に寄ってみました。この時期に訪れるのは初めてです。

 

一輪だけ蓮の花の蕾がありました。早いですね。

 

百日紅の木にセッコクが着生していました。

 

続いて高楽寺を訪れます。毎年春に見事な姿を見せてくれる紅枝垂桜。緑の姿も貫禄です。

 

一心祈願疫病退散の祈願を毎日行っています。

 

枝垂れ桜の傍に佇むお地蔵様。手前のお地蔵様は新しいですね。大きなお腹の布袋様でしょうか。。。

1時間をはるかに超過してしまった散歩から戻ると、八王子市から「特別定額給付金のお知らせ」の案内が届いていました。アベノマスクより早く到着です。八王子市ではマイナンバーカードを使ったオンライン申請を中止して郵送による申請のみ受け付けるそうです。アベノマスクは物を届けるため仕方ないとして、全国民にお金を配るのにこんなに難航するとは。日本はIT後進国。三流国家です。昭和の時代から変わっていません。情けない・・・

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする