銀婚湯旅館にチェックインしたのは、15:00を過ぎていました。
ここ、料金アップに伴い、ゆっくり過ごしてもらえる
よう、チェックインが13:00~になっていました。
通された部屋で席を温める間もなく、旅装を解く事もなく、
宿泊者専用の貸切野天風呂へ向かいます。
あいにく、本命の「トチニの湯」は、使用中。
仕方なく、宿の長靴を借りて「かつらの湯」へ向かいます。
大きな岩をくりぬいた風呂です。
脱衣所が狭いので、交代で入りました。
林の中に4箇所の野天風呂が点在しますが、
この時期、「もみじの湯」はお休み。
時々、長靴がずぼっと深雪にはまり、その度に同行者
から、「ドジ~」と、嬉しそうな声があがります。
その同行者もずぼっ。
「トチニの湯」もそろそろ空くだろうと、トチニの湯へ向かいます。
しかし、後で分かったのですが、これは、ルール違反でした。
フロントで入浴札(鍵)が戻ってくるのを待っておられる客がいます。
道の途中で鍵のやりとりは禁止されていました。
夕食後、宿の案内を読んでいて、この禁止事項が
はっきり記載されていて、少々、恥ずかしくなりました。
そんな事もつゆ知らず、開放的な露天風呂を楽しむ我々。
あぁ、日本人に生まれて良かった~。