串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

地獄谷野猿公苑

2009年12月19日 | 旅-関東・中部

上林温泉にある地獄谷野猿公苑専用の駐車場に車を停め、ここから歩きます。

上の地図の現在地に車を停めました。
渋の温泉街を通り越した、地図上では右上に「地獄谷駐車場」というのがあります。

ここは、冬季閉鎖だと思っていましたが、実際、車が停まっており、雪が少ない当日はここまで行けたようです。

ここに車を停めれば、歩く時間も半分ぐらいになるのでは・・・。

車は、冬タイヤに交換していましたが、自分の足元が普通の靴でした。

所々、シャーベット状になった林道を滑りながら歩きます。

車で来たんだから、雪道用の靴を乗せてくれば良かった。
自称、「段取りたまこ」の名が泣きます。

きっちり30分歩いたところで、地獄谷温泉の一軒宿「後楽館」が見えてきました。

後楽館への橋を渡らず、もう少し林道を行きます。

居ました!
雪の中をかきわけ、何かを食べています。

毛並みがきれいなのには驚きました。

浸かっていますねぇ。

こちらは、子猿を取り合いして勝った猿が、その子猿をしっかり抱いています。
どうやら、母親ではないみたいですが・・・。

こんなに近くでカメラを構えても、猿達は驚きません。
慣れているのでしょうね。

ただ、一人の日本人が、猿を接写しているのに、フラッシュを使って撮影しています。

そのフラッシュに一瞬驚く猿もいました。

動物の目を傷めないよう、フラッシュ撮影はしない・・・原則だと思っていたので
この男性には腹がたちましたが、何も言えなかった。

勢いよく上がる川のそばの間歇泉。

私は、30年ぶりに訪れました。
以前は、こんなに整備されていなかったし、もちろん入園料金も要らなかった。

今回、驚いたのは、外人の観光客の多さです。

林道を行き交う挨拶も「グッドモーニング」。

日本を紹介する旅行雑誌には、必ずといっていいぐらい掲載されているようです。
世界に誇る日本の温泉文化。
人間はもちろん、野生の猿も「いい湯だなぁ・・・」。