串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

しまなみ海道を通って

2010年02月01日 | 旅-中国・四国

道後温泉本館の立派なたたずまいは、いつ見ても感心させられます。

明治27年、初代町長「伊佐庭如矢(いさにわゆきや)」が、多額な建築費がかかる、
この計画に反対する人々を、「100年経っても真似のできない物を造ってこそ
意味がある。」と、説得し、自らの給料も改築費に充てて、
老朽化した温泉施設を現在のような立派な建物に建替えた。

「人が集まれば道後が潤い、みんなの暮らしもよくなる。」とも・・・。

以来115年、共同浴場としては、日本一立派な物だと思う。
よくぞ、こういう物を残してくださった・・・と、松山県民でなくても感謝。
今、国の重要文化財に指定されている。

建築費を削り、安価な建物を建てていたら、数十年後には、又、
建て直さなければいけなかっただろうし、
この温泉館を見たさに全国から人が集まる事もなかっただろう。

この話で、親によく言われたことわざを思い出す。
「安物買いの銭失い」。

For  Sale  です。
ご存知の方も多いでしょう。

毎時00分と30分に奏でられるからくり時計。
そろそろ、終わりかけのシーンで、マドンナ達が隠れてしまいます。

坊ちゃん電車がお客を乗せて帰ってきました。
末来の鉄ちゃん達が集まって来ます。

道後を後にし、しまなみ海道を通って大阪へ帰ります。

来島海峡SAから見る、来島海峡大橋。
来島海峡大橋は、第一~第三までありますが、これは?

大三島で降りてて大山祇神社に寄りました。

樹齢2600年、天然記念物の楠。

インターを途中で降りた為、橋代は1000円x2となりましたが、
降りないで橋を渡りきれば、ETCの特別割引で1000円です。

こちらも天然記念物の「雨乞いの楠」ですが、この樹は生きていません。

はじめて「しまなみ海道」を通りました。

次から次ぎへと現れる美しい橋。

もう1箇所、見たい所がありましたが、それは次回のお楽しみという事で・・・。