黒石のねぶたはちょっと変則的。
祭りは7月30日~8月5日まで。
7月30日と8月2日の夜に合同運行があり、70台近いねぶたが運行され、
18:30から始まり最後は22:00頃になるらしい。
私が訪れた8月5日は最終日で、各町内のねぶたが午前中自由運行する。
黒石へ着くまでは、どこで見れるだろうか?心配したが、これは杞憂に終わった。
黒石駅でリュックを預けていると、ねぶた囃が聞こえてきた。
大急ぎでカメラ構えてねぶたの到着を待つ。
ねぶたには、青森に代表される人形ねぶたと、弘前の扇ねぶたの2種類あるが、
黒石のは、その両方が見れる。
人形ねぶたの前面は豪華絢爛な武者人形。
見おくりとよばれる背面は美人画が描かれている。
晴天だったけど、雨仕様のねぶた。
こちらは扇ねぶた。
この日は平日だからだろうか?ねぶたには子供が主役で
大人は介添え役という感じだった。
青森のねぶたもそうだったが、やはり「がんばれ○○○」が大書きされている。
祝儀を集めて回る姿を見かけた。
↑ の貼紙、分かるなぁ。
集める人が違えば、何度もやって来られる。
実家の祭りでも、祝儀を花と言い用意していたが、「あんたとこ、もう渡した。」とか
「又、あそこが集めにきた・・・。」と、母がこぼしていたのを思い出した。
↑ のテントの中でも祝儀が渡されていた。
古い町並みが残る黒石。
看板の文字も記念物。
ねぶたに釣られて随分遠くまで来てしまったようで、
暑い中、目的のこみせを目指して戻るが、突然現れた立派な建物に驚く。
造り酒屋の鳴海家。
風雪に耐えた屋根だなぁ・・・。
初めて見る黒石のねぶただった。
70台ものねぶたが揃う合同運行も見てみたいが、まぁ、これでいいか。