串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

ねぶた&津軽三味線三昧(黒石のねぶた)

2011年08月15日 | 旅-東北

黒石のねぶたはちょっと変則的。

祭りは7月30日~8月5日まで。

7月30日と8月2日の夜に合同運行があり、70台近いねぶたが運行され、
18:30から始まり最後は22:00頃になるらしい。

私が訪れた8月5日は最終日で、各町内のねぶたが午前中自由運行する。

黒石へ着くまでは、どこで見れるだろうか?心配したが、これは杞憂に終わった。

 

 黒石駅でリュックを預けていると、ねぶた囃が聞こえてきた。

大急ぎでカメラ構えてねぶたの到着を待つ。

 ねぶたには、青森に代表される人形ねぶたと、弘前の扇ねぶたの2種類あるが、
黒石のは、その両方が見れる。

人形ねぶたの前面は豪華絢爛な武者人形。

見おくりとよばれる背面は美人画が描かれている。

動画があります

晴天だったけど、雨仕様のねぶた。

こちらは扇ねぶた。

この日は平日だからだろうか?ねぶたには子供が主役で
大人は介添え役という感じだった。

動画があります

青森のねぶたもそうだったが、やはり「がんばれ○○○」が大書きされている。

祝儀を集めて回る姿を見かけた。

↑ の貼紙、分かるなぁ。

集める人が違えば、何度もやって来られる。

実家の祭りでも、祝儀を花と言い用意していたが、「あんたとこ、もう渡した。」とか
「又、あそこが集めにきた・・・。」と、母がこぼしていたのを思い出した。

↑ のテントの中でも祝儀が渡されていた。

 古い町並みが残る黒石。

看板の文字も記念物。

ねぶたに釣られて随分遠くまで来てしまったようで、
暑い中、目的のこみせを目指して戻るが、突然現れた立派な建物に驚く。

 

 

造り酒屋の鳴海家。

 風雪に耐えた屋根だなぁ・・・。

初めて見る黒石のねぶただった。
70台ものねぶたが揃う合同運行も見てみたいが、まぁ、これでいいか。