串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

ねぶた&津軽三味線三昧(青森到着)

2011年08月09日 | 旅-東北

仁賀保あたりで目が覚め、由利本庄5:00。
車窓からは朝焼けの中、鳥海山が裾野を広げる。

睡眠導入剤を服用したので、すっと眠りにつけたが、
ガタガタ、ゴトゴト、ガ~ン・・・車輪からの振動は凄くて何度か目を覚ました。

遠くに男鹿半島が望めた。 

雄物川を渡り、列車はまもなく秋田に到着。

八郎潟はどこまでも続く穀倉地帯になっている。

米代川だろうか、大きな川だった。
このあたりから内陸へ入って行き、左手に白神山地が望めた。

 

 定刻の7:47日本海は大鰐温泉に到着。

終点の青森まで行くS君に見送ってもらい列車を下りるが、
この駅で降りたのは、私ともう一人の二人だけ。

走り去って行く日本海。

乗車時間14時間。
長いなぁ・・・と、思っていたが、S君との語らいで退屈しなかったし、
睡眠も充分とれ、これなら快適な列車旅だったと言っていいだろう。

この後、私が振る手に車掌さんも応えてくれた。

大きなワニのモニュメントが迎えてくれるが、
駅にはみどりの窓口もコインロッカーも何もない。

駅前も寂しく、喫茶店の一つもない。

わにcomeという施設があり、ここで入浴も出来るのだが、
入浴は9:00~、食事は11:00~で、予定とは合わない。

 仕方なく重いリュックをかつぎ、共同浴場のある方へ歩き出すが暑い。

 

このあたり、紫陽花がまだ咲いているが、そろそろ終わりかけ。



花の写真を撮りに大鰐温泉へ降り立った訳ではない。

暑くて嫌気が差してきた。
目指す共同浴場まではまだ距離がある。

気が変わり、弘前へ出て五所川原を目指そう。

 大鰐温泉駅へ戻り、8:12発の下り列車で弘前へ行く事にした。

大鰐温泉で一風呂浴びて、夜行の疲れをとる・・・という計画が
最初から崩れてしまい、ちょっと情けないし、この暑さに先が思いやられた。