串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

ねぶた&津軽三味線三昧(だだんにて)

2011年08月17日 | 旅-東北

「だだん」はすでに多くの人で賑わっていた。

50~60人の客が居ただろうか。

ねぶたの時は、17:00~と20:30~の2回入れ替え制で、
食事も追加料理は注文できるが、メインは3500円と4500円のセットのみ。
私は3500円で我慢。

大きなホタテのバター焼きから始まり。

刺身はかつおのたたきカルパッチョ風。

野菜もたっぷり食べられ、味は良いのだが、
青森へ来てまでかつおのたたきを食べるとは・・・信じられない。

青森の人にとって、かつおのたたきは珍しいものなんだろうか?

豚の角煮に続き、じゅんさいのとろろ掛け。

じゅんさいもたっぷり入っていておいしかった。

「津軽フリーパス」提示で日本酒1杯のサービスを受ける。

料理がおいしいので、グラス1杯のお酒じゃ物足りない。

「亀吉」をグラスで頂く。
亀吉は、黒石のもう一方の醸造元「中村亀吉酒造店」のものだが、
ここへは寄らなかった。

この後、料理に間が空き、時間を持て余す。

隣に座った客も女性一人旅のようだが、なんだかとっつきにくくて話が弾まない。

知らない者同士、旅の話題などで盛り上がれば、
お酒はもう一杯必要だったかもしれないが・・・。

長い空白時間の後、運ばれてきた丼。

ウニもいくらもたくさんのっているが、あまり好きじゃない。 

しじみのおつゆが出たが、これが塩辛くて・・・。

しじみも小さいなぁ。

4年程前のねぶたで初めて「だだん」へ来た時、
大きな十三湖のしじみのバター焼きが出て、凄く感動した。

その時、料理ももう少し品数が多くて、刺身も珍しい食べ方で
多いに満足したのだったが、今回は、あれっ、もう終わり・・・?と、物足りない。

ごはんが出る頃になって、やっと津軽三味線の演奏が始まった。

オーナーと店長のデュエット。
お二人共、店を切り盛りしながらの演奏でお疲れ気味なのか、
3曲だったかなぁ、案外、あっけなく演奏は終わってしまう。

動画があります

 勘定を済ませ、外に出ると賑やかなねぶた囃が聞こえ、
ねぶたの開始を待つ人々の熱気が伝わってきた。


ねぶた&津軽三味線三昧(五所川原へ)

2011年08月17日 | 旅-東北

黒石では慌しいが充実した時を過ごし、弘南鉄道で弘前へ戻る。

駅に預けていた荷物を受け取り、バタバタと改札を通り電車に乗るが誰も乗っていない。

写真を撮ったりして発車を待つが、誰も乗って来ない。

そのうち、どやどやと人が乗ってきた。

改札の時間があるのだ。
電車が来てるからといって、勝手に乗ってはいけないのだ。

恥ずかしかった。

田園風景が続き、途中には「新屋」の駅があり、
一瞬、降りて「新屋温泉」へ行こうか、と思ったが、予定外の行動は諦めた。

弘前駅も戻ると津軽三味線が聞こえてきた。

駅中ライブが始まっていた。

それも、今回初めての合奏

駅中を通る人達、聞きなれて珍しくないのか立ち止まる人は少ない。

ただで聴けるのにもったいない話。

今宵の宿、弘前の東横インにチェックインし、しばし休憩の後再び弘前駅へ。

今夜は五所川原のたちねぶた見物。

五所川原へ向かう列車は、弘前発16:12のリゾートしらかみ6号。

グリーンで統一された橅(ぶな)だった。

 

 

先頭と後尾車両にあるラウンジは、誰でも利用可能。

 

洗面所も青く見えるがグリーン系。

陸奥鶴田あたりを走る車窓からはぶどう畑が見えた。

名産はスチューベン。
私の好きなぶどうだが、収穫は10月頃で今は食べられない。

五所川原では聴き酒屋「だだん」を予約しておいた。

以前に2度訪れているが、街の様子がすっかり変わり
店が分からなくなっていて、確かこの辺りだったのに・・・。

人に聞いて通り越して来ているのが分かった。

「たちねぶたの館」の前は、アーケードのある通りで、館の真向かいぐらいの
2階に以前の店はあったのだが、今はそのアーケードの通りがなくなり
一帯が更地になっている。

その更地の中にポツンと一軒建っているのが、探していた「だだん」だった。