串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

ねぶた&津軽三味線三昧(金木へ)

2011年08月10日 | 旅-東北

津軽五所川原駅からは津軽鉄道で金木へ向かう。

あの津軽フリーパスで金木まで行ける。

冬はストーブ列車となるが、今は風鈴列車。

冷房が効いたきれいな車内。

アテンダントのお姉さんの髪にまめ絞り。
ねぶた仕様の装束で、客席を回り、あれこれ説明してくれる。

「鉄ちゃん・・・?」と、一人旅の私に、お姉さんが聞く。
決して鉄ちゃんではありませんが・・・。

りんごの赤い面には津軽の方言、緑の面はそれに対する標準語が書かれている。

風鈴は地元の津軽金山焼で造られた陶器製。

列車が揺れるとチリンチリンといい音色。
揺れなければ聞こえない。

田園風景の中、風鈴列車は金木を目指して走る。

途中の「かせ」駅のホームは紫陽花が満開だった。

廃車の列車はきれいにペイントされ、紫陽花とよくマッチしている。

津軽鉄道、集客に色々努力してる姿が垣間見られ、
「がんばってね」と声を掛けたくなる。 

冬のストーブ列車、乗りに来ようかなぁ・・・。

金木でのお目当ては 津軽三味線会館でのライブ。

以前はもっと何回も演奏があったと思うが、今は11:00と14:00~の1日2回だけ。

11:00過ぎに金木の駅に着き、7分ほど歩いて三味線会館へ着いたが
すでに演奏が始まってから10分ほど過ぎていた。

会場はぎっしりと人が埋っている。

最後の「津軽じょんがら節」の演奏中、天井から紙ふぶきが舞い、目を閉じれば
まだ見た事のない津軽の冬が連想された。

向かいにある太宰治の生家「斜陽館」は、今回見学パス。

私など暑くてへばっているのに、この人達立派だわ。

津軽三味線を聴きたくて金木まで来たが、残念ながら聴きたい演奏ではなかった。

早々に金木を後にする。

 

五所川原に戻り、昼食を駅前のコミュニティカフェ「でる・そーれ」でと決めていた。

どれにしようか?どれもおいしそうで値段も安い。
ちょっと迷ったが、完熟トマトがおいしそうなシャモとまとシチューを注文。

とまとシチューの中は、たっぷりの野菜と売り出し中の青森シャモロック。

真っ赤なトマトにオニオンが効いたドレッシングがかかり、とてもおいしい。

この「でる・そーれ」、地元の食材を地元のお母さん方が作り提供しておられる。

去年もここで食べて大変おいしかったので、今年も絶対に食べようと思っていた。

ふ~満足して、JRで青森へ戻ります。

 

 

 


五所川原たちねぶた

2011年08月10日 | 旅-東北

今回4箇所のねぶたを見る事ができたが、なんといっても一番好きなのは
五所川原のたちねぶた。

↓クリックで動画

まだ始まってもいないのに、この盛り上がりよう。


ねぶた&津軽三味線三昧(五所川原へ)

2011年08月10日 | 旅-東北

8:24弘前到着。

駅構内のミニねぶたで歓迎される。

コーヒーが飲みたい。

どこかで朝食を・・・と思い、駅構内にあるドトールコーヒーへ。
ドトール、この旅行中何度か利用した。
秋田でも駅構内にあり便利だった。

 

大鰐温泉駅で「みどりの窓口」がない・・・と、嘆いた理由は
上のチケットが購入出来なかったから。

「津軽フリーパス」実に便利なチケットでした。

2日間、指定の交通機関は乗り放題。

そして、ガイドブックを開けば、お得な割引情報が載っている。

五所川原へ向かう直近の列車は9:06発のリゾートしらかみ2号。

指定席券510円が必要だが、乗車券は上記の津軽フリーパスで乗れるので不要。

この列車、6日に弘前から秋田まで乗る予定。

先頭と後尾車両についているラウンジ。

ここで津軽三味線のライブがある。

前の座席との間は広く、ゆったりとした造り。

これで4時間15分かかる秋田まででも指定席料金は510円。
弘前~五所川原のわずか40分ほどでも510円。

弘前~五所川原間でこの列車に乗る必要はないが、なんといっても
五能線、列車の本数が少なく他に選択肢はない。

結局、この旅で4回、このリゾートしらかみに乗る事になった。

弘前を出るとすぐに岩木山が見えるが、山頂には雲がかかり全容は見えない。

9:43五所川原に到着。

五所川原の駅前に立ちねぶたの保管庫があり2台収められている。

夜になれば、ここから引き出されて通りを練り歩き、多くの観客カラ喝采を浴びる。

このお相撲さんのは、初めて見る。

 

五所川原で金木へ向かう電車まで1時間近くあり、
その時間を利用して温泉に浸かる。

 五所川原近辺には、宿泊可能ないろんな温泉があり、
ねぶたの時期、五所川原で宿を取れなかった人が泊まっている。

ここは、五所川原駅から歩いて5分ほどの「ホテルサンルート」。

ねぶたの時期は満室で泊まれないが、立ち寄りの風呂だけなら400円で入れる。

泊り客のチェックアウト後なので、風呂は貸切状態。

成分総計10.5g/Kgもあるナトリウム-塩化物泉が掛け流されている。

大鰐温泉で入浴予定だったので、時間は遅くなってしまったが、
実に気持ちの良い朝風呂だった。

結局、この旅で温泉に浸かったのはこれ1回だけと寂しい限り。