室生方面へ行った時、榛原駅周辺で昼食を・・・と、車を走らせていると、
「韃靼蕎麦、そば粉100%」と、書いた看板が目に入り、その店へ行く事にした。
この標識の辺りにログハウスの蕎麦屋があった。
表からでは店の名前が分からなかったが、どうやら会津屋本店というらしい。
店内は雑然としている。
右奥の書棚に並ぶ本を見て驚いた。
古代日本史関係の書物がずらり。
「邪馬台国はなかった」とか、近ければ借りて帰りたいような本ばかり。
蕎麦の量が違っても値段は同じ。
大丈夫?食べられる?という、私の心配をよそに相方は3番を注文する。
本日、そばがきをサービスで出しているが召し上がりますか?と。
もちろん!そばがき好きです。
だし醤油がかけてあるので、やや黒く見えます。
もちもち、おいしい!
ワサビが欲しかった。
注文を聞いてからそば粉を練り始めるという。
仕上がって出てくるまで20分はかかるので、お急ぎの方には向きません。
そういう貼紙が店内にあった。
他に客がいなかったので最速の20分程で出てきた。
十割蕎麦だが、ぼそぼそ感はなくもっちり。
いつも食べている「乾」の繊細な蕎麦と違って、荒削りで素朴な味。
太さも一定ではなく、切れてない蕎麦もあり、ずずず~とはいかない。
しかし、蕎麦本来の味が感じられるようで、おいしい蕎麦だと思った。
私はおろし蕎麦を注文。
別皿に入っている大根おろしを蕎麦にのせてつゆをかける。
私の蕎麦も大盛りなんだろうか?
食べても食べても減らない。
なんとか残さず食べれたけど、ちょっと蕎麦の量が多い。
蕎麦湯が黄色い。
聞けば、韃靼そば粉を溶いておられるとか。
店内にこんな貼紙が・・・。
どうやら、一人しかおられない店の方は、この顔写真の男性のようだ。
近くへ行くような事があれば、又、寄ってみたい、
そして、古代日本の話を聞いてみたい。