夕食は料亭遊膳で。
グランディア芳泉の数ある客室の中で、ゆとろぎ亭を選ぶのは、この遊膳での食事と部屋の露天風呂、その2つが理由かな。
3人分の前菜が盛られた大きなお盆が置かれた。
うん?以前に感じた驚きはありません。
なんかフツーです。
以前、驚いた盛り付け。
2人前だから、この器が使えたのかな。
3人前は、この器だと無理ですね。
一人分を皿に取り分けて・・・。
左上の皿の中、白いのはイカ。
その上にとんぶりと菊の花。
う~ん、なんかごちゃごちゃしてるし、この色合い前菜にふさわしくないなぁ。
蒸しアワビ、ホタテ、エビ、茄子に梨ジュレ掛けの八寸。
カンパチ、中トロ、甘エビ、タコの造り。
手前の皿には炭塩、梅肉、そしてフィンガーライム。
刺身のタレも醤油だけではありません。
土瓶蒸しですが、スダチの細工に見とれて、土瓶の中身を写すの、忘れてしまった。
若狭牛や甘鯛などの焼き物。
牛肉は柔らかく、甘鯛のウロコはパリパリ。
レンコン餅や粟麩添え、鰻の湯葉蒸し。
今までお凌ぎで出てた料理長手打ちの蕎麦が出ない。
聞けば、個止吹気亭(ことぶきてい)宿泊の客に提供されるようです。
おいしくて、お凌ぎにぴったりだったのに・・・。
コロナ後、宿泊料金は上がったし、食事もこの調子じゃ、この宿の魅力も半減してしまいます。
楽しみにしていた釜飯は5種類のキノコ飯だった。
残念!
以前は、鮎、タコ、桜エビ、せいこ蟹・・・いい出しが出る食材だったのに、キノコでは味は物足りない。
デザートは色々。
使われている食材、味付け・・・以前と変わりなくおいしい食事だった。
80歳を超えた姉、食が細くなり、夕食を残してしまうのでは・・・と、本人も私も思っていたが、
それは杞憂に終わり、おいしかったと完食。
でも、私はなんとなく不満が残る。
それは器のせいかもしれない。
サプライズな盛り付けを彩る器は使われてなかった。
以前より新しい食事処が出来ている。
そちらで使われてるのだろうか?
朝食は、夕食会場と同じ料亭遊膳での和定食だったが、ビュフェに変えてもらった。
う~ん、和定食の方が良かったかな。