串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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6月北海道旅-5(旧花田家番屋)

2024年06月26日 | 旅-北海道

間口の広い廃屋のような建物は何なの?

留萌駅に来てるハズだけど、駅はどこ?

地元の人に聞いてこれが駅舎だと・・・。

増毛~留萌間が廃線になり、昨年(2023年)石狩沼田駅~留萌間が廃止になったのに伴い廃駅となっていた。

昭和42年(1967年)に2代目駅舎としてスタートし、今年で57年目の姿は見るも痛々しい。

昭和は遠くなったなぁ・・・と、なんとなく、訳の分からない寂しさを感じた。

跡地は複合施設として再開発の計画があるらしい。

 

気を取り直して駅前でラーメンの昼食。

 

オロロンラインを北上します。

今回の旅の一番の目的はオロロンラインを走る事。

今まで何度か走ってるが日暮れて暗い中だったり、雨の日だったり・・・と、快適なドライブとはいかなかった。

今回もそういい天気ではないが、涼しい。

道の駅 おびら鰊番屋の夕陽をイメージしたモニュメント脇に松浦武四郎の像が立つ。

 

来ましたよ~、あなたが命名したほっかいどうに。

 

旧花田家の番屋を見学。

建造物では最北端の国指定重要文化財。

明治38年頃に建築され、現存する番屋の中では最大規模。

 

入り口にモッコを背負った婦人像が立つ。

このモッコいっぱいに水揚げされたニシンを主に女性が運んだ。

詳しくはこちらで。

 

鰊漁関係の漁具や道具が展示されていたが、私の興味をひいたのは、生活部分。

 

雪に埋もれた番屋の隅で、わた~しゃ夜どうし飯を炊く・・・

大好きな石狩挽歌の歌詞が思わず口をついて。

 

 

お宝が混じってそう。

 

 

 

 

建物と同じ明治38年頃に作られた耐火金庫が置かれた金庫の間は、親方の寝室でもあった。

床柱や床の造り、立派。

床の下にずらり並んだ石。

高さを揃えるのは大変だったでしょう・・・か。