岸名家の玄関や、店のたたき、台所に敷かれた青石に目が奪われました。
風呂場の床にもよく使われている十和田の青石などとよく似ています。
これは、しゃくだに石という福井の足羽山で採れる石だそうです。
どんな字を書くのですか?
聞く私に、ガイドの方が笏谷石と大書きしたのを見せてくださいました。
きっと、聞く人が多いのでしょう。
今は、ほとんど使われないが、この三国湊では何にでも、
この笏谷石を使っていたそうです。
民家の基礎にも使われています。
笏谷石を彫って、床下換気口にしてあります。
なんと美しいのでしょう。
柔らかくて、加工がしやすい石らしいですが、基礎に使って大丈夫なんだろうか?
お寺の鐘楼の土台にも・・・。
そして、墓石にも・・・。
他に石垣にも使われていました。
石・・・けっこう好きです。
ここに使われている石は何・・・?って訊ねてもほとんど???で答えが返ってきません。
まぁ、御影石が多いのですが・・・。
こんなに明快に、文字まで教えてもらうような事は、初めてでした。
この石を見れた、知っただけでも、三国湊へ来た甲斐がありました。
でも、他にもお宝があります。