国東半島関係はちょっと置いておいて、鳥取県の観水亭こぜにや。
予約は安い方の玄水亭で予約してました。
案内されたのは、洋室でした。
狭くて、ビジホのようでこの部屋は嫌いです。
階段使用になるけど、玄水亭に泊まりたかった。
チェックインの段階でその希望を言えば変えてもらえたのかな?
運ばれてきたお茶は、煎茶に変わったのかな?と、思ったけど、もしかして玄米茶のままかも。
最近、嗅覚が衰えて臭いがあまり感じられなくなってきている。
ロビーに飾られた百合の花の香りが充満していると、相方は言うけど、花に近づいてやっと感じた私。
う~ん、老化とは嗅覚さえも鈍ってくるのか。
コロナに罹った覚えはないけど・・・。
前回、強く洋室を希望していたから、この客には洋室がいいだろうと思われたのかな。
そう、気を取り直して夕食に期待しようと思っていたが・・・。
食事は残念だった。
前菜にがっかり。
小さな器の中、何を食べてるのか分からないし、説明もない。
既製品を詰めてるのかな・・・と、勝手に思ってしまう。
今までの前菜は華やかで、次に出てくる料理が楽しみだったのに。
おいしそうに、大きく見えているカニも、小さく味のないものだった。
2度目宿泊時のカニはおいしくて、冷凍物でも旅館さんはいいものが手に入るんだと、感心したものだが。
器に負けてしまってる造り。
よこわ、かんぱち、さわら、ひらめに手前の白いものはふぐ。
ふぐはまるで紙を食べているようで、こんなのは要らないなぁ。
ブリのたまり漬けの焼き物。
ちょっとしつこい。
洋皿を入れなければいけないという事はないと思う。
ここは、あっさりと照り焼きや塩焼きでいいと思うけど、それじゃ、能が無いと書くかもしれない。
黒毛和牛ひき肉のカスレ。
カスレって?
ハンバーグ状の種を輪切りにしたものと豆を一緒に煮、トマトソースで味付けしたものでした。
甘くはなく、さっぱりした味でお口直しになりました。
白イカ湯葉しゅうまい。
ポン酢で頂きますが、蒸した輪切りの長芋おいしかった。
長芋は案外いろんな調理法がありますね。
〆はかに寿司。
赤だしは、味が濃い過ぎて苦手です。
関西人ですねぇ、白味噌仕立ての味噌汁が好きです。
朝食です。
既に焼いてあるカレイを温めて頂きます。
箸で一すくいのイカ刺し。
すっかり高級品になってしまったイカ、少量でも出して頂けるだけで嬉しい。
梅干しが入ってる宿は時々みかけますが、さすが鳥取、器の中はらっきょ。
以前はなかった朝食後のコーヒーサービス。
ヤクルトも有りました。
う~ん、食事は残念でした。
宿泊料金も値上げしているのになぁ・・・。
案外近くて、湯も味も良くて、上質なサービスを提供してくれるお気に入りの宿だったんですが、もう、いいかな。