2017の初旅は岐阜県の湯屋温泉から。
JR高山本線に沿って走る国道41号線。
横を流れる飛騨川を眺めながらのこのドライブコースは、眺めも良く好きです。
列車来ないかなぁ。
飛騨小坂から濁河温泉へ向かう県道437号線を進み湯屋温泉 へ。
泉岳館、ニコニコ荘を通り過ぎた一番奥に奥田屋はあった。
予約サイトなどでは建物がびっしりツタに覆われている写真を見て、それを想像していたが、落葉しているのかツタの葉はなかった。
宿の右手に飲泉所があり、チェックアウト後ペットボトルに頂いて帰る。
フロントの上部に精密な彫の欄間が見える。
階段を上がればロビー。
見えていないが横の階段を下って客室へ。
壁には囲炉裏の自在鉤が4本。
鎮座するは観音様か?
土足でいいと言われたものの、黒光りする廊下を土足で歩いてよいのか?
戸惑ってしまうほどよく清掃された廊下を進む。
廊下の途中に小さな喫茶室があり、一組の客はここで夕食を摂っていた。
喫茶室の中に入ってみた。
剥製・・・?と、思ってしまうほど精巧に作られた鮭。
室内の電気のスイッチが見つからなかったので画像は暗いが、光るウロコに驚いた。
木彫り、ご主人の趣味らしいが、趣味の域を通り越している。
部屋に掲げられた室名札をご主人の手によるものだろう。
宿は大洞川に面している。
この大洞川は少し下流で濁河川と合流し小坂川となって下る。
水は澄んできれい。
宿の裏手に回ってみた。
横から写したので建物が斜めになっているが、実際は真っ直ぐに建っている。
地下1階地上4階だが、4階は使われていない感じ。
他にも客室はあるようだが、宿全体が古い感じで、宿泊客の多くはこの棟の1階~3階までに泊まるのだろうと思った。
私の部屋は2階の右端。
女性用の風呂は地下1階にあり、部屋から風呂までは2階分の階段を上り下りしなくてはいけない。
これにはちょっと参った。
橋の反対側に男性用の風呂があり、本館とは地下で繋がっている。
部屋は8畳に4畳ほどの広縁。
広縁の端に中身の入った冷蔵庫。
部屋の窓から眺める大洞川。
暖房はよく効いていたが、クローゼットの中の浴衣が冷た~ぃ。
電話の位置に浴衣を置いておいてくれたら・・・。
電気ケトル有り。
浴衣は廊下にも置かれていた。
色浴衣も多少有り。
コタツを挟んで布団二組。
足の踏み場はない。
部屋に入ってすぐ左手に洗面所。
横のドアは風呂だが・・・。
どちらの蛇口も水かと思っていたが、左側からは熱い湯が出た。
ブレンド不可なのが辛い。
風呂は現在使用不可。
いい感じの風呂なんだけど。
トイレはウォシュレットだが少々変わっている。