串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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旧森田銀行本店

2008年01月27日 | 旅-関東・中部


旧森田銀行本店です。

北前船による廻船業で財を成した豪商の一人、森田家。

明治27年に廻船業から銀行に転業。
福井銀行と合併し、近年まで福井銀行三国支店として営業。

平成6年三国町所有となり、現在、国の登録有形文化財に指定されている。

栄えた三国町を象徴するかのような立派な建物は、三国町の、お宝だなぁ・・・。

 

 

 

見学無料。館内では、福井大海氏の三国町を描いた水彩画展が開催されていた。

カウンターは、けやきの一枚板。
 
床は、推定復元されたものらしいが、四角い大理石(?)の交差部分に白い石がはめ込まれきれいなものだった。

 

 2階は、ぐるっと回廊のような廊下が、はりめぐらされ吹き抜けになっている。

 

 

 

 

 

漆喰の天井には、豪華な彫り物。



50坪近くある、1階のフロアーに1本だけある柱は、エンタシスの大理石に似せたもの。

柱上部の漆喰飾りも美しい。

入ってすぐ、床の石敷きに感激し、天井を見上げて驚き・・・。
しばらくは、上と下ばかり眺めていた。

係員に促され、繊細な水彩画を拝見。
訪れた日が、福井画伯の個展最終日だったとはラッキー。

建物に水彩画、はぁ、いいもの見せていただきました。

この満たされた気持ち・・・うまく表現できない。

別行動で見ていない連れと会った途端口から出たのは「凄い!凄かった・・・。」だけ。
何が凄かった?
私のつたない説明では分からないだろう。


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