串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

城北公園の菖蒲その2

2008年06月09日 | 

再び、城北公園の菖蒲園へ。
花は7~8分咲き。
土曜日とあって、多勢の人で賑わっていました。

園内は、三脚使用禁止です。
園内放送でも禁止が流れ、貼紙もアチコチにありますが、無視。

芝生の植え込みに入る事も禁止している施設も
たくさんあるのに、ここは、寛容です。

この方は、まだ、マシ。
少なくとも他の見学者のじゃまにはならないでしょう。

しかし、こちらはいけません。
行き交うのにも狭い木道に三脚を置き、撮影に没頭する男性。

重そうな望遠レンズですねぇ。
これなら、三脚を使いたいでしょう。

道具が立派過ぎるのではありませんか?

ほんとに、おじゃま虫です。

少し、見ていたのですが、誰も文句は言わないようです。
もちろん、私も言えません。
言えば何をされるか分からない昨今。
で、Myブログで愚痴ってます。

肥後系の「淡路島」。

こんなきれいな菖蒲ですから、近くでしっかり撮りたいのは
よく、分かりますが、マナーは守りましょうよ。

こちらも、肥後系の「青い月夜」。

肥後系には、パープル系統の色が多いような気がします。
品種改良された菖蒲は、艶やかで、まるでカトレアのよう。

こちらは、長井古種の「日月」。
古種というだけあって、本来の菖蒲に近い簡素な花びら。

おやっ、お疲れなのか、こちらの虎は、咆えていませんね。

 

 

 

 


北海道-7(望岳台)

2008年06月08日 | 旅-北海道

白金温泉から吹上温泉を通り十勝岳温泉に至る
道からの眺めは素晴らしかったです。

十勝岳への登山口でもある望岳台から眺める
美瑛岳(左)と十勝岳。

十勝岳は、今も噴煙を上げる活火山。
大正時代の大噴火は、三浦綾子著「泥流地帯」で
詳しく取り上げられています。

いつも、この噴煙を麓から眺めていました。

望岳台から10分ほど走れば、十勝岳温泉「凌雲閣」に到着。

湯が、まだ完全に溜まってない内湯を見て驚きました。

ぎんぎらぎんの油膜が表面に浮かんでいます。
それほど、アブラ臭がある訳ではないのですが・・・。



露天風呂への出口を探しました。

内湯に入り、そこから外へ出るのです。
デジカメ片手に慎重に扉を開けると、凄い風。

湯船は二つありますが、手前のは、内湯からの捨て湯
が流れ込んでいるようで、ぬるくて入る気がしません。

もう一方は、大きな岩で造られ、目の前に十勝岳連峰が広がる
野趣に富んだ露天風呂でした。

 麓から週に2~3回は通って来るという常連さんもおられました。
効能豊かな温泉なんですね。

眺めと湯にすっかり満足し、興奮ぎみでロビーに
戻って来ると、看板ワンがわがもの顔に寝そべっていました。

ゴンタ君、12歳です。

麓に降りてきました。

目指すは富田ファーム。
頼まれたお土産を買うためです。

向こうに見えるは、今しがた通って来た十勝岳連峰。

ラベンダー畑は、まだ、緑一色。

温室では、咲いているのですが・・・。
もう半月もすれば、観光客でいっぱいになるであろう
富田ファームですが、この日は、農場も売店も
がらがらでした。

ラベンダーには、まだ、早いのですが、チャイブやサルビアは満開。

天気は良いのですが、風の強い日でした。

ファーム内の売店で、石鹸とハンドクリームを買いました。

ハンドクリームは、初めて買ったのですが、
ほんのり紫色で、のびもよく、つけた後もベタつきません。
ラベンダーの香りも上品で、すっかり気に入りました。

もっと買ってくれば良かった・・・。

さぁ、これで、大雪山国立公園ともお別れ。

この旅の大きな目的である「平取(びらとり)」の
すずらん群生地へと向かいます。


北海道-6(白ヒゲの滝)

2008年06月07日 | 旅-北海道

加盟する旅館を、3年間で10泊すれば、その泊まった
中から好きな旅館にご招待・・・という日本秘湯を守る会
のご招待で湧駒荘に泊まってきました。

旭岳のロープウェイ乗り場からすぐの所にあります。

この宿、好きです。

夕食も朝食も食事処、仲居さんが部屋に案内するという
事もなく、心づけの心配は不要、あっさりしたものです。

風呂が、又、良いのです。
この湯に浸かったお陰で、ダンナの2週間程前からの
ぎっくり腰が、翌日、すきっと快方に向かいました。

ヒザと腰に爆弾を抱える私。
雪原を歩くのは、何か影響が出ないか、怖かったのですが、
このぬる湯に長く浸かってたお陰で、なんともなし。

敷地内には、大雪山の湧き水がドバドバ湧き出し、
その横にある水汲み場でペットボトルなどに
汲んで持ち帰れます。

去年の10月10日過ぎに来た時は、前夜からの雪で
あたり一面が真っ白でした。

それにもめげず、しっかり、ペットボトルに詰め
大阪まで持って帰りましたが、今回は飛行機なのでそれは、無理。

小川は忠別川となり、旭川あたりで、一方は美瑛、富良野を
潤し、もう一方は、石狩川に流れ込み、はるか石狩湾に注ぐ。

この鳥、何でしょう?

まめちゃんなら分かるかも・・・。

湧駒荘を後にして、白金温泉へ向かいます。
大雪山系とはお別れしましたが、
今度は、十勝岳連峰が目の前に迫ります。

前に広がる山、決して合成写真なんかじゃありません。

助手席で「凄い!凄い!」を連発しながら、シャッターを切りました。
それしか、言えない語彙の少なさ。

白金温泉に到着。

日帰り入浴にはまだ早い時間のようで断られました。
それでは、立ち寄りはあきらめて、
青く流れる美瑛川を見に行きました。

湯元白金温泉ホテルの駐車場に車を停めさせてもらい
歩いて、ブルーリバー橋まで行くと
橋の上から、青い流れの美瑛川と白ひげの滝が眺められた。

硫黄成分などを含んで、このような青い色になるらしいが、
ブルーと新緑のコントラストが美しく、立ち去りがたかった。

ブルーリバー橋から眺める十勝岳連峰。


北海道-5(姿見の池)

2008年06月06日 | 旅-北海道

 

 

 

頂上はすっぽり雲に隠れてしまいました。

ロープウェイの姿見駅に戻ります。

遊歩道は、よく分かり道に迷う事はないのですが、
1箇所だけ、紛らわしい所があり、裾合平の方へ入ってしまいました。

すぐにおかしいと気付き、引き返したのですが、
道に迷うというのは、いとも簡単なのだ、
遊歩道の散策といえども、注意しながら歩かないと・・・。

もう少したてば、この辺り一帯に高原植物が咲き乱れる事でしょう。

一番、多く見られたキバナシャクナゲ。
まだ、全部と言っていいぐらい蕾です。
唯一、ふくらんでいたのが、これ。

ミネズオウ
花は、マッチ棒の先ぐらいの大きさです。
いや、もっと小さかったかなぁ・・・?

 

高山植物って、こんなに小さいんだ。
と、初めて知りました。

長靴を返し、ロープウェイで下に降ります。

2時間近く歩きました。
雪がなければ、写真も撮らなければ、
1時間~1時間半で歩ける距離です。

さぁ、今宵の宿「湧駒荘」の温泉で疲れを癒しましょう。

 


北海道-4(旭岳ロープウェイ)

2008年06月05日 | 旅-北海道

ロープウェイの終点、姿見駅に到着。

満面の笑みを浮かべた監視員の男性が迎えてくれ、
簡単なレクチャーが始まります。

こんなにきれいに晴れて旭岳の全容が見えるのは、
今シーズンのロープウェイが開通してから、まだ3日
ほどしかない、今日は、その1日だという事。

雨女の私にしては、珍しい。

まだまだ雪が残っている雪原を歩くので
長靴を貸してくれます。
レンタル料200円とか、何かで読んでいたけど無料でした。

このロープウェイの料金、トップシーズンの7/1~10/10
までは往復で2800円。
10/11~6/30までは、1800円と、時期によって
1000円の開きがあります。

私は、レンタカーについていたサービスチケット
利用で、1600円で往復しました。

長靴に履き換え、外にでました。
おぉ、凄い雪!

そして、間じかに迫った旭岳の頂上付近に雲がかかり始めました。
いやな予感・・・。

姿見駅の周囲、雪解けした地面に開いたふきのとうは、満開。
これだけ開けば、もう、食べられないでしょう。


旗が立てられた遊歩道を歩いて行きますが、
雪とは無縁の大阪人、実に歩きにくいです。

後ろに残る足が、ずずずぅ~と下がってしまいます。
着地は、かかとからすれば楽に歩けたのですが・・・。

ロープウェイの姿見駅から、時計と反対回りで、
1.7キロほどの池めぐりコースを歩きます。
なんでも、同じ回るなら、この反時計回りが良いようです。
何故なのか・・・?

 姿見の池に到着。
池は、まだ一部分しか見えません。
頂上付近は、雲に覆われ見えません。

数箇所から噴煙が上がっています。
冬季、雪の多い時はすぐそばまで行けるのですが
今は、近づく事ができません。

 

 

 

 


北海道-3(旭川ラーメン)

2008年06月04日 | 旅-北海道

旭川に到着し、予定していた旭川ラーメンの「蜂屋本店」へ。

広い店内にテーブルが15ほどあり、50人ぐらいは座れるようです。

これは、ダンナが注文した「ねぎラーメン」。
思ったほど、ネギはのっていません。

こちらは、私の「チャーシューラーメン」。

脂分の少ないチャシューの上におろし生姜。
この生姜、ぴりっとスープを引き締め、いい味出してました。

麺は、関西風中華そばに多い細麺。
ウープは、少し味噌がきいたあっさり味で、これがおいしい。
メタボ予防には、全部飲んではいけないスープだけど
全然、しつこくないので、いくらでも・・・。

店の横に車8台ぐらいが停められる駐車場があります。
昼食時だったので、満車でしたが、さすがラーメン屋、回転は速いようで、すぐに空き停められました。

さぁ、腹ごしらえも出来たし、天気も良い。
車を走らせていると、大雪の山々が見えてきました。

忠別ダム湖の向こうに見える旭岳。

まもなく旭岳温泉。
昨年の10月初旬には、もう、雪が舞っていたなぁ・・・なんて思ってるうちにロープウェイの乗り場に到着。

乗り場の近くには、水芭蕉とエゾノリュウキンカが今を盛りとばかりに咲いています。

思わぬ所で水芭蕉が見れました。
日本全国、この季節には、案外どこでも水芭蕉にお目にかかれますね。

この木道を行けば、天女ケ原を経由し、ロープウェイの姿見駅まで行けるのですが、2時間近くかかります。

ひ弱な私は、ロープウェイで登る事に・・・。

 


北海道-2(支笏湖の朝)

2008年06月03日 | 旅-北海道

丸駒温泉旅館の部屋から眺める支笏湖の朝焼けです。

北海道の朝は、早いですねぇ。
3:30頃には明るくなっていました。
今日は、いい天気だろう。
と、この時点では期待したのですが・・・。

みるみる間に雲がかかり始め、風不死(ふっぷし)岳も
雲に隠れてしまいました。

右のピンクの花は「ハスカップ」。
ハスカップの実で作られたジャムなど見かけた事は
ありますが、花を見るのは、初めてです。

支笏湖に面した庭に咲いているエーデルワイス。
この宿のホスピタリティフラワーだそうです。

支笏湖の周辺にも見所はいっぱいありますが、時間の都合でカットし、
国道453号線・道道117号線で恵庭インターへ向かいます。

そう寄り道にならない所にある「オコタンペ湖」へ寄ってみました。
R453から片道2.6キロの寄り道です。
なんでも、この湖「北海道3大秘湖」の一つらしいです。

1日の中で、エメラルドグリーン、グリーンブルー、コバルトブルー
と、水の色が刻々と変わるようです。
私が目にしたのは、コバルトブルーの水でしょうか。

この展望台から全貌は望めません。
20分程、急な登りを行くと、支笏湖とこの湖の
両方が見える二湖峠へ出られますが、私はパス。

左上の見える対岸までは、歩いて2時間。
途中、クマに遭遇するかもしれない道です。

R117に入り、恵庭渓谷のラルマナイ川にかかる「白扇の滝」です。

近くには「ラルマナイ滝」と「三段の滝」もありますが、
一番近くで見れるのは、この「白扇の滝」です。

 

「白扇の滝」とは、よく名付けたもので、流れ落ちる水は
岩の上を広がり、本当に扇を広げたような眺めでした。

「ラルマナイ滝」と「三段の滝」は、道路に車を停車して眺めました。
時間があれば、遊歩道を歩き、近くで見れたかもしれません。

支笏湖では曇っていたのに、すっきりと晴れてきました。

これなら、旭岳もきれいに見えるでしょう。

恵庭インターから道央道に乗り、旭川を目指します。

 


北海道-1(神戸空港から)

2008年06月02日 | 旅-北海道

北海道への旅の始まりは、神戸空港。

関空も伊丹もあるのに、なんで神戸?
泣いてどうなるのか・・・。

おまけに、フライトは、14:50発。
これでは千歳に着くのは、16:40。
これでも、行程の1日なんですよ~。

仕方ありません。
往復の飛行機+レンタカー+3泊目のホテルが
セットで、@29,800の格安ツアーです。

悪い事に、出発の日から阪神高速神戸線の
一部区間が工事で通行止め。
湾岸線で空港に向かいますが、これが、えらい渋滞で・・・。

でも、いい事もあるのです。

神戸空港の駐車場、飛行機に搭乗する場合、
24時間は無料なんです。

今回76時間ほど停めましたが、駐車場料金は
2300円で済みました。

関空や伊丹では、こんなに安くないでしょう。

飛行機の写真ばかり並べました。

展望台で、私と同じように写真を撮っている方は、
最近、群馬の前橋から、嫁いだお嬢さんが住んで
おられる札幌へ移住されたらしいです。

「温暖化になるこれからは、北海道の時代ですよ。」
う~ん、よく分かります。
出きる事なら私も移住したい。

千歳空港からレンタカーの基地まで、送迎バスで10分程。
もう、17:00です。
急がなくては・・・。

今宵の宿がある支笏湖へ、道道16号線で向かいます。

レンタカーは、ホンダのウェーブ。
予定では、Sクラスだったはずですが、
これなら、1ランク上の1500cc、5人乗り。

おまけに、走行距離は、3000キロ程で、ほとんど新車と
言っていいぐらい、きれいな車でした。


 


十勝岳温泉

2008年06月01日 | 旅-北海道

北海道から帰ってきました。

今日の札幌は、朝から雨でしたが、今日はもう帰るだけ
の行程なので雨でも問題なし。

天気に恵まれた旅で、大雪山に十勝岳、
きれいに晴れて山々もくっきり。

写真は、十勝岳温泉凌雲閣の露天風呂からの眺めです。

風呂場に持って入るカメラは、生活防水のきいた
コンデジなので、見たとおりには撮れていません。

一コマの写真では表せない美しさでした。

とりあえず、帰還のご挨拶まで・・・。