ふくみつ華山温泉へ泊まる前に城端観光へ。
高岡で城端線に乗り換えるが、切符(乗車券)が間違っていた。
北陸新幹線が金沢まで延びたせいで今までJR北陸線だったのが、金沢~倶利伽羅まではIRいしかわ鉄道線。
倶利伽羅~市振までがあいの風とやま鉄道線とJRとは別、第三セクターの経営となっている。
乗車券は目的地の城端まで通しで買えるが、各社分の料金を合算するので、
金沢から新幹線利用で買う方がJRだけの運賃なので安くなる。
正当な運賃の同じ大阪からの連れより、新幹線経由となっている私の方が400~500円安くなっていた。
こういう間違いは多いのだろう、高岡の駅でまだ発車してない車内で検札が入り、間違いを指摘された。
これは私が悪い訳ではなく、切符を購入した旅行代理店の間違い。
そこまで確認しなかった、いえ知らなかった私も悪いのだろうが、
城端をじょうはたと読んだ旅行代理店の社員も勉強不足だなぁ。
まぁ、乗車券を売るのはマージンが少ないから旅行代理店も力を入れてないのかもしれないが。
新幹線、しんかんせん・・・と、喜んでばかりはいられない。
どうして新幹線が来たら、JRは在来線を切り捨ててしまうのだろうか?
ややこしい話の前置きが長くなってしまったが、1両の列車で城端到着。
この城端線に土日のみ観光列車ベルモンタが走っているが、全席指定の上座席数が少なく満席で乗れなかった。
駅の構内には地元ボランティアの人達が育てたキバナコスモスが満開。
駅の中に南砺観光協会があり、こちらはすこぶる親切。
荷物はタダで預かってくれるし、お茶のサービスもあり、地元のお菓子などを1個単位で
販売していておやつにぴったり。
南砺プレミアム旅行券で何度もお世話になり、そのチケットを利用してふくみつ華山温泉に安く泊まった。
昼食がいけない。
お吸い物は付いているが、上の定食で1200円は高い。
以前も見た城端曳山会館へ行き、漆塗り、金細工の見事なしつらえの車輪に感嘆。
300年続いている祭りだが、明治までは質素な木製の車輪だったのは、加賀藩が金箔の使用を認めなかったかららしい。
近くの元銭湯桂湯へ。
以前来た時はお休みで内部は見れなかったが、今日はオープンしている。
布の細工物がずらり並び販売中。
浴槽も床のタイルも当時のままらしい。
随分小ぶりな浴槽に驚く。
曳山会館の裏手にある蔵跡。
たくさん咲いた秋明菊。
もう少し城端観光をしたかったが、雨は降るし、風は強いしで観光中止。
再び城端線で2駅先の福光へ戻り、タクシーでふくみつ華山温泉にチェックイン。