木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

今は穏やかな腫れですが、夜明け前の散歩の時は星空はきれいですが、

強い風が吹いていました。

体感温度は寒く感じたのですが、気温は9度と暖かめでした。

膝腰が悲鳴をあげているので、練習は休みました。

その分、オガトレと

これだけの料理を作ってしまいました。

ビーフシチューはまた別の日にお話ししましょう。

さて、昨日の伊豆山中は、少し寒いですが、風もなく大工日和でした。

ワークマンの防寒作業着を着て、作業開始。

まずは、馬の上に戸板をしいて、作業道具を並べます。

ぐんと作業効率が上がります。

鎌継ぎの女木をノミで掘っていきます。

次は垂木の載る位置に欠きこみをします。

さあ、梁に刺さっているもや束の上に載せます。

しかし、この時に、梁の一か所にほぞ穴が掘っていないことが判明。

地上2mで、ほぞ穴を掘るのは結構大変です。

何度も墨の確認をしていても、この有様です。

3寸5分の細い梁に腰掛け、玄翁を振るい、ほぞ穴を掘るのはけっこい大変です。

もう正午の時報放送が流れています。

次にこの新たなほぞ穴に刺すもや束を作ります。

さあようやく、もやを梁の上に上げます。

鎌継ぎは試しをしていません、一発勝負です。

右から2番目が新たに掘ったほぞ穴と追加したもや束です。

鎌継ぎは問題なく収まりましたが、結局昼食は2時過ぎになりました。

今週もボロネーゼです。

日曜日が1週間で一番野菜を食べない日になります。

午後3時からは、南の新設する土台の墨付けです。

台輪継ぎで8月に墨付けしてあったのですが、

ちょっと私の力量を超えているので。

その墨をカンナで消して、簡単な蟻継ぎに変更します。

現物と寸法の確認ができて言いないので、刻みは勤労感謝の日になります。

その時に必要な新たな3寸角を工房から持ってきて、主屋の中に運び込んで本日の作業終了。

この時に、ちょっと腰を痛めたような気がします。

一日の作業で出た木っ端と削り屑を集めてストーブで燃やせるのが、冬場のいいところです。

それでは今週も元気に行きましょう。

 



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