木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

散歩の頃は星がきれいに見えて、気温は11℃。

今はかなり雲が広がり、肌寒い印象を受けます。

体のだるさを押し切って、何とか3日連続の練習をこなしました。

明日は休めるとほっとしてます。

もちろん、練習後の豆乳はおいしかったです。

さて、今週は休日の昨日まで欠かさず刃物を数本研いでます。

月曜日、星野商店から4つ目錐の刃を買ってきたのですが、

御覧のようにまっすぐ刺さっていません。

訓練校でどうしたらいいか、先生に聞いてみます。

最初は検定の穴掘りに使う四分ノミ、

しのぎ面が気に入らないので、珍しくダイヤモンド砥石から成形しなおし。

こらならまあまあ自分でも納得ですが、

まだきれいに整っておらず改良の余地がありそうです。

こちらのノミの方が

まだしのぎ面がきれいですが、まだまだです。

幅の狭いノミは角度固定が難しいのです。

幅の広いこちら追入ノミも刃先がそろってないが画像でもわかります。

裏はきれいに押せているのですが、これはやり直しです。

ノミに比べ、カンナはだいぶ形が整ってきて

1枚のカンナが数分で済むようになってきました。

こちらはすでに形が出来上がっているので、

研ぎに問題はありません。

火曜日、この細いノミのしのぎ面をきれいに研げました。

裏もいいです。

包丁は合わせ(仕上げ)砥石だけです。

なので、この日の桶の中は

いつもよりきれいでした。

水曜日はまた細く、しかも厚い叩きノミです。

細いノミを抑えながら研いでいるとついつい指先も研げてしまいます。

右手に至っては中指のそれに加え、薬指と小指はこの時期特有のひび割れも加わります。

このノミは手ごわかったです。

三本研ぐ予定が、1本で終了、あとは今夜くらいになりそうです。

先週、にんじんしりしりを作り始めてから

レンコンのきんぴらなどにわかに使用頻度が高まった

ベンリナーもたぶん1年ぶりくらいに研ぎました。

考えてみれば、ベンリナーって理屈は野菜に使うカンナです。

調理器具はその場で切れ味が試せ、すぐフィードバックができます。

大工道具は週末の訓練校と山荘の改築で確認します。

私は「研ぎオタク」ではなく、あくまでもおいしい料理、

きれいな大工仕事がしたくて、その手段として刃物を研いでいます。

それでは今日も元気に行きましょう。

 

 

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )