木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

ご覧のように天候もきれいに回復し、

仁科川の濁りも消えました。

梅雨の合間、シーツを洗濯してから

朝食をしっかり食べて、しっかり作業をするつもりです。

昨日は、仁科峠の通行止めが解除されていなかったので、

まだ大雨の名残りが残る国道136号線経由で訓練校に着いたのは、始業の2分前でした。

午前中は建築図面の読み方を習います。

11時からは製図の実習で、中学生以来50年ぶりに製図版に向かい簡単な図面を引きます。

そして、午後は楽しみな実習と思っていたのですが、1時間半ほど建築板金の講義です。

これから母屋の屋根改修が控えている私には、実践的な話になります。

そして、3時過ぎから一番楽しみな実習時間です。

画像を拡大してみてください。

墨付け位置が10㎜ずれています。

先生に相談すると、「いいよ、そのままで行こう。」

さあ、のこぎりとノミ加工が終わったら仕上げのカンナです。

ここで登場するのが羽根虫、人生初です。

知らないので、最初は羽根虫を横に打ち込んだら、

講師の沓澤先生に「向きが違うよ!」と言われました。

カンナは2年前、ヤフオクで1000円で落札したものです。

自分で言うのも何ですが、訓練校入校の4月以降、

私の研ぎの技術は格段に上がりました。

カンナのかけ方はまだまだで、吉田校長がほぼ付きっ切りで指導してくれました。

「カンナの刃はよく切れるね。ちょっと刃が緩いから紙を貼るといいよ。」

夕食は早くできる、シャキシャキの野菜炒めで晩酌を済ますと、

熊谷工務店のカンナの

補修にかかります。

さらにもう1枚紙をボンドで台に張り付け

刃を少し動きにくくします。

成果は来週の訓練校で分かるはずです。

さて、今日の作業は金輪(かなわ)継ぎの練習もします。

これは訓練校の見本です。

2本の木材を1本に繋ぐ継ぎ手の中で最強と言われるものです。

母屋の腐った柱と桁を新しい材でつぎ足すつもりですが、

いきなり本番では無理なので、練習します。

それでは皆様も天気が回復した日曜日をお楽しみください。

 

 



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