後輩が甲子園球場を案内してくれるとの事で甲子園駅で降り、改札を出て待ち合わせる。その時点で21時だったが、先ほどまで試合をしていたとの事で、球場界隈はまだ人の流れがあり、球場の照明も落ちていなかった。そして後輩から携帯が鳴る。薄暗い待ち合わせ場所だったが、彼のツンツン頭は遠くからでもシルエットですぐに分かった。五年ぶりの再会である。笑顔が溢れる。会話も溢れる。そのまま甲子園球場をグルリと回るが、改装され、蔦が無くなった綺麗な外観は少しだけ寂しかった。ほんのわずか残っていた蔦に感動しつつ、一周した後、再び電車に乗り、梅田へと向かう。
居酒屋に入り、近況をあれこれと話す。時々メールで近況報告はしていのだが、どこから話したら良いのか?そんな事を考える事もなく、話はどんどん進む。今宵の肴は会話だけで十分だ。しかしその日の移動と暑さと嬉しさと酒のおかげで途中から私の口から出る言葉が私自身解読不能になっていた。気がつけば時計は1時を過ぎていた。タクシー乗り場で別れる。いや~楽しい宴だった。今回色々と調べてくれてどうも有難う。またいつか会える日まで元気でね。
私の乗ったタクシーはホテル名もあやふやなまま、ユニバーサル近辺へ向かう。途中で先日放火のあったパチンコ屋さんを教えられつつ、深夜の大阪の街をひた走る。「多分こんな名前のホテルだと思う」と呂律の回らない舌で精一杯話して下車。静まり返ったロビーに汗だらけの酔っ払い。事前に部屋番号は聞いていたが自信が無かったので、部屋前で連絡をして、妻にドアを開けて貰う。部屋には子供達が泥のように寝ている。こうして大阪の夜は更けて行った。(まだまだつづく)
有限会社やな瀬不動産
居酒屋に入り、近況をあれこれと話す。時々メールで近況報告はしていのだが、どこから話したら良いのか?そんな事を考える事もなく、話はどんどん進む。今宵の肴は会話だけで十分だ。しかしその日の移動と暑さと嬉しさと酒のおかげで途中から私の口から出る言葉が私自身解読不能になっていた。気がつけば時計は1時を過ぎていた。タクシー乗り場で別れる。いや~楽しい宴だった。今回色々と調べてくれてどうも有難う。またいつか会える日まで元気でね。
私の乗ったタクシーはホテル名もあやふやなまま、ユニバーサル近辺へ向かう。途中で先日放火のあったパチンコ屋さんを教えられつつ、深夜の大阪の街をひた走る。「多分こんな名前のホテルだと思う」と呂律の回らない舌で精一杯話して下車。静まり返ったロビーに汗だらけの酔っ払い。事前に部屋番号は聞いていたが自信が無かったので、部屋前で連絡をして、妻にドアを開けて貰う。部屋には子供達が泥のように寝ている。こうして大阪の夜は更けて行った。(まだまだつづく)
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