先日先輩の誘いでとあるバレーボールの大会に同級生と二人で参加させて貰った。この大会は通常のバレーボール連盟が主催する大会と異なり、ある高校のバレー部主催の大会で、殆どのチームが高校生かその卒業生で構成されている若いチームばかりだった。体育館の中は見知らぬ生徒さんたちから次々と元気よく挨拶をされる。朝から気持ち良いものだ。
そんな若さ溢れる体育館に父兄と間違われるような平均年齢40歳近い明らかに場違いな親父チーム。年齢も高けりゃ血圧も高い。また普段のチームでは最年長の私たちも三人の先輩と三人の後輩に囲まれた中間管理職的立場で着慣れないユニフォームに袖を通して初戦を迎えた。
相手は主催している高校のOBチームのようだ。OBと言っても卒業したばかりのフレッシュなチームである。三面ある体育館には冷房が利いており、おっちゃん達にもチャンス到来の環境である。
1セット目は25-21で取る。若い者にはまだまだ負けないぜと2セット目に臨むが、あれよあれよと若さの勢いに押されて失う。最終セットは15点制である。一進一退が続くが最後は試合前に飲んだ「リボD(デー)」の効果も無く即席チームは13-15で惜しくも敗戦・・・
次の試合は負け審判。コート内は現役高校生同士の対戦である。しかし未経験者ばかりのチームのようで盛り上がる事も無く淡々と試合が消化されて行く。ベンチでスコアを付けるマネージャーさんは「M(ミス)」の文字ばかりが書き綴られているのだろう。ありゃりゃ連続してアウトオブポジションだ。コート内はさらに暗くなっている。上手でない事が恥ずかしい世代なのだろうか?「おっちゃんも高校から始めたのだから大丈夫だよ」と息子ほど年の離れた選手たちに心の中で呟いた所で状況が変わる訳も無くあっけなくゲームセット。
どうせならばこのチームと対戦して活を入れて上げたかったな~と30年近く続けているにも関わらず成長の跡が全く見られないおっちゃんは態度だけはすっかり一人前だ。
来年も呼んで貰えないだろうかな?でもあの内容じゃ無理だろうな~
さて明日は冷房完備されていない体育館での大会である。頑張ろっと有限会社やな瀬不動産