休日に春休み中の娘と「岩合光昭写真展」に人ゴミだらけの渋谷まで出掛けた。
失礼ながら彼自身も作品も全く知らなかったのだが、広告に出ていた動物たちの作品の魅力に加えて、昔から疑問に思っていた開催場所の「たばこと塩の博物館とはなんぞや?」を解明すべく出掛けてみた。
入館料が大人100円。手にしていた広告は割引券になっており、少しだけ躊躇いながら差し出すとふたりで100円になってしまった。何だか大変申し訳ない・・・
それほど広くは無い館内には動物たちの自然のままの大きなパネル写真が展示されており、春休みと言う事もあり、小さい子供達の姿も見られた。
この一枚の写真を撮る為にはどれくらいの枚数と時間が掛かったのだろうか?実に愛くるしい作品ばかりである。
ただ犬の写真が少なかったのが少しだけ残念だったが、写真展の後に見学した「たばこ」と「塩」の博物館が思っていた以上に面白く、ついつい作品展よりも長居してしまった。「塩」のフロアでは「能登の揚げ浜式の塩づくり方法」を食い入るように学び、「たばこ」のフロアでは昔懐かしいタバコ屋さんが再現されて、ひとり歓声を上げながらついついバシバシと撮影してしまった。
ちなみにそれからしばらく「塩」について語る私を、娘が「今、父は塩に熱いから」と妻に解説してくれるようになった。有限会社やな瀬不動産