東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えます不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

あえて三倍を支払う勇気

2010年04月26日 09時16分16秒 | 本の話
先日古本屋に子供達と寄った。久し振りの来店にあれこれと店内を見回った。文庫コーナーから漫画コーナーへと移動する。これと言って読みたい漫画は無いな~と思っていると「プレイボール」の背表紙を発見。ちばあきお先生(享年41歳)の野球漫画である。「プレイボール」とは1973年から1978年にかけて週刊少年ジャンプに連載されていた高校野球漫画で、中学生編の「キャプテン」は月刊少年ジャンプに連載されていた。

いや~懐かしい。バラバラとめくってみる。主人公の谷口君は当たり前だがあの当時のままだ。裏表紙を見ると105円の表示。再び本棚を見上げると1巻から5巻まで揃っている。もちろんすべてお買い上げである。その日のうちに読み終えると、当然のように続きが読みたくなる。それから数日間6巻以降を見つける為、何度か足を運んだが、なかなか発見出来ない。それから数日後、ようやく6巻以降を発見。良かった~と胸を撫で下ろしたのも束の間、金額は315円だった・・・何故?同じ本で本の状態も差が無いのに値段が違うのだろうか?もしかして先日の私のまとめ買いがプレイホール高騰につながってしまったのだろうか?あえて三倍の値段を払ってまで読みたいのか?と自問しながらその日は手ぶらで店を出た。小さい男である・・・「プレイボールには105円しか払いませんからね」と頑なになり、下落の時を待つ事にする。何が私をそうさせるのだろうかは私が知りたいくらいだ。

それから数週間後、見事に「私の定価」である105円になっていたのを発見。心の中で一人読み通りだと高笑いをする。陳列されていた棚には6巻が無かったが7巻から最終巻の11巻までを抱えてレジに向い、支払いを済ませる。

あれ?今度は6巻の値段が高騰しちゃうじゃないか?

有限会社やな瀬不動産

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