東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

横田の生きざま

2010年10月14日 09時42分54秒 | スポーツの話
10日に行われたキヤノンオープン。横田真一(38)が通算14アンダーで1997年の「全日空オープン」以来、13年ぶりの優勝を遂げた。



横田は2005~2006年選手会長を務めたが、その当時は宮里藍らのフィーバーに沸いた女子ツアーとは対照的に、男子ツアーは低迷の一途だった。試合数が減少する中、横田はスポンサー交渉に奔走し、この大会を含め、新規大会を3つ増やすことに成功したが、一方で本業のゴルフは下降線をたどるばかり。2007年には「スポンサー企業を行ったり来たりした結果」練習不足となって無念のシード落ち。当時の島田幸作JGTO会長(故人)は特例シードを与えようとしたが「人生の究極の選択でした。女房は断らないでと言ってたけど、子供に生きざまを見せなければならない。自分のしてきたことがうそになる」と返上した。

今回の優勝で再来年シーズンまでのツアー優先出場権を獲得した。賞金ランクも16位に浮上し、来季の賞金シードも確定的となった。「思い入れがある大会で勝ったのはよかった。「徳を積むと、いいことがあると思った。あのときに断ってよかったと思えた。神様は見てくれているんだなあ」と彼の談話。



いや~実に格好良く素敵な生きざまである。実際にはなかなか出来ない生き方である。私自身「子供に自分の生きざまを見せられるような生き方」をしているのだろうか?と改めて考えてしまう。最近見る機会が少なくなった数少ない気骨のある人物である。13年間は本当に長かったことだろう。このような人は報われのは本当に嬉しいものだ。心からおめでとう

ちなみに13年前と言えば、モーニング娘が結成され、サッカー日本代表が初のワールドカップ出場を決めた年である。

有限会社やな瀬不動産

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