昨年末の話であるので、すっかり色褪せた内容になってしまったが・・・
クリスマス前になるとよくドラマ「29歳のクリスマス」が再放送される。放送された1994年10月当時の私は主人公と近い28歳であったが、放映当時は観ておらず、たまたま新聞で見掛けた時にはすでに第2話まで放映が終わっていたにも関わらず、果敢にも第3話から最終10話まで録画して観始めた
途中から携帯電話が登場するものの、メールはまだ存在しておらず、登場人物たちはよく電話する。そしていつもながらみなさんよく煙草を吸う。主人公たちの根底に流れる男女間の優柔不断さについ苛立ってしまうので、ドラマのポイントとなる「自分の人生が好きか?」が非常に自分勝手なものになってしまう。またドラマの進行を妨げるレベル違いな演技をする二人がとても印象深い。今となっては30歳前後の葛藤はすっかり覚えておらず、主人公たちが悩んだり、ひがんだりする様子が初々しいような、じれったいような・・・途中から観始めたので、結局この同居する男女三人の関係を知らないまま、エンディングを迎えてしまった。付き合いは長いようだが年齢も微妙に違う(柳葉31歳、女性29歳)ので学生時代の同級生でもないようだし・・・
結論としては、20年前の感覚を忘れてしまった人は見るべきではないんだろうな~であった。
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