東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

映画:「永い言い訳」

2016年11月20日 09時43分14秒 | 映画の話

上映中の映画「永い言い訳(2016年公開)」を飲み会後のレイトショーで観に行った。

【解説】『ディア・ドクター』などの西川美和が、直木賞候補となった自らの小説を映画化。『おくりびと』などの本木雅弘を主演に迎え、交通事故で妻が他界したものの悲しみを表せない小説家が、同じ事故で命を落とした妻の親友の遺族と交流を深める様子を映す。共演は、『悪人』などの深津絵里とミュージシャン兼俳優の竹原ピストル。繊細で鋭い心理描写に定評のある西川監督によるストーリー展開に注目。

藤田健心・白鳥玉李の子役たちの自然な演技を始め、愛人からのメールを確認している途中で妻の気配を察し、慌てて携帯を隠すがストラップが揺れてるシーンから団地の室内湯沸かし器の生活感、こども科学館の学芸員の山田真歩の吃音までのリアル感。また竹原ピストル、池松壮亮らのすべての配役たちが実に良く、深津絵里は相変わらずの存在感である。美容師である妻以外に髪を切ってもらったことのない幸夫君の髪が伸びて行く穏やかな時間の経過も含め、全体的に抑揚がおおげさで無い感じがとても心地良い作品である。また幸夫君の新しい子守登場のシーンを始め、登場する人物のどの立場にも自分自身似かよった感情に「なんか分かるな~」とつい共感してしまう。もうすっかりもっくんと呼べない本木雅弘の歳を重ねたセクシーさも良い。ZOKKONだぜ!!

今年観た映画の中で上位に入る作品であった。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】限会社やな瀬不動産


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