コンタクトレンズが最近見えにくくなり、数年ぶりで眼科医で検眼して貰った。
検眼・・・嫌な検査・・・である・・・
眼鏡をかけ始めたのは小学校高学年の頃からだった。近視が進む中での視力検査は嫌で、指し示すマークの切れ目が見えず、「分かりません」「見えません」が続くあの独特の屈辱感。後ろの同級生から「本当に見えないの?」「嘘でしょ?」とからかわれたものだ。
それは50歳を過ぎてからも変わらず、後ろに同級生こそいないものの、眼科医が示すマークに対して「分かりません」が続くと、「見えませんか~」「そうですか~」「それではこれは?」「そう、右ですね」とこれで見えなきゃやばいっしょ的なプレッシャーをかけてくる。
「あ゛ぁ~見えないものは見えん」とかけていた検眼用の眼鏡を投げつけたくなる衝動と「見えなくてすいませんね」という申し訳ない気持ちが入り混じりながら、約1時間で検査終了。
人生のほとんどが眼鏡生活。もう眼鏡は完全に顔の一部だわね。