公開中の映画「トイ・ストーリー4」を観に行った。
【解説】おもちゃの世界を舞台に描くピクサー・アニメーションの大ヒットシリーズ「トイ・ストーリー」の第4作。ウッディたちの新しい持ち主となった女の子ボニーは、幼稚園の工作で作ったフォーキーを家に持ち帰る。ボニーの今一番のお気に入りであるフォーキーを仲間たちに快く紹介するウッディだったが、フォークやモールでできたフォーキーは自分を「ゴミ」だと認識し、ゴミ箱に捨てられようとボニーのもとを逃げ出してしまう。フォーキーを連れ戻しに行ったウッディは、その帰り道に通りがかったアンティークショップで、かつての仲間であるボー・ピープのランプを発見する。一方、なかなか戻ってこないウッディとフォーキーを心配したバズたちも2人の捜索に乗り出すが……。ボー・ピープが「トイ・ストーリー2」以来19年ぶりに再登場を果たすほか、物語の鍵を握るフォーキー、ふわもふコンビのダッキー&バニー、かわいいアンティークのおもちゃギャビー・ギャビーなど新キャラクターたちも続々と登場。数々のピクサー作品でストーリーボードアーティストを担当し、「インサイド・ヘッド」では脚本にも参加したジョシュ・クーリーが長編初監督を務める。
2010年8月の「3」から9年ぶりの続編である。1995年に公開された「1」からすっかり魅了され、シリーズはこれまで何度も観たものだが、これまでの経験上、ダイ・ハードにしろ、ターミネーターにしろ、シリーズ4作目で「大コケ」することが少なくないので、過度の期待もせずに鑑賞開始。幼い頃、おもちゃは誰もいない時に動き出すと信じていた幼い頃の自分と重ね合わせつつ、おもちゃたちの飽きられる宿命と忠誠心がやたらとせつない。
ラストはウッディの決断に驚いたが、彼が置かれた現状を考えれば懸命な選択だったのかも知れない。本作品ではバズを始めレギュラートーイたちとの交流が薄かったものの、私にとってシリーズの中で一番好きな作品だった。子供たちには少し難解で深い内容かも知れないがパート5はあるのか?どちらにせよ子供たちがおもちゃを大切にしてくれるきっかけになるといいなと思える作品である。
そして改めて唐沢寿明と所ジョージの吹き替えは素晴らしかった。