先日お客様からのご招待で約5年ぶりに柴又でうなぎをご馳走になった。食後に散歩がてらに寅さん記念館へとご一緒に立ち寄った。
2019年4月に7回目のリニューアルしたばかりの寅さん記念館は1997年にオープンしたものの、同じ葛飾で働いているにも関わらず今回初めての来館。映画「男はつらいよ」のくるまやのセットを始め、柴又帝釈天参道のジオラマや登場人物が作品中で使用した小道具、山田洋次監督が撮影中に使用していたディレクターチェアやメガホンが展示されていた。
くるまや裏のタコ社長の朝日印刷所も再現されており、つい「労働者諸君」と声を掛けたくなる。
寅さん気分で車窓を眺めていると劇中に登場する鉄道のシーンが流れる。
細部に渡り非常に凝っている作りで、隣接する山田洋次ミュージアムまでじっくりと堪能出来、寅さんをあまりよく知らなくても十分に楽しめる。