沢田マンション見学後、高知駅前まで移動し、土佐三偉人の像(下画像左上)を見学し、地元スーパーに立ち寄ってから高知城まで移動。とにかく暑くて暑くてその時点でかなり疲労困憊し、天守閣への登頂は断念し、城を眺めながら高知名物のアイスクリン(ゆず・ゆずのW)で休憩。中心的な繁華街である追手筋通りや巨大なアーケードを散策しながらホテルに到着。シャワーを浴び、荷造りをし、再び灼熱の市内には出たくなかったが、渋々チェックアウト。
汗をかかないようにゆっくりと日陰を中心に歩くが、ものの10分でシャワーを浴びたようにずぶ濡れになる。高知城近くのほそめ市場で昼食。ここは屋台村のような大きな建物でその店の席でも、共有スペースのベンチでも自由に食べられるシステムで観光客を始め、地元の方も利用している高知の台所のような場所である。数ある店から事前に決めていた「軍鶏と土佐ジローの究極親子丼」(上画像左中段)を注文。生ビールが美味い。
そして今回の高知イベントのフィナーレを飾る1955年に開業したレトロ映画館・あたご劇場にて映画鑑賞。入場料1000円を支払い趣のある館内へ。入口から客席は物凄く近く、数歩で扉を開けるとカーテンで遮られた客席へ。拭き出す汗がまだ滴り落ちる中、上映が始まる。他の観客の座る椅子がぎぃーぎいーと音を立てる様子もまた味わい深い。シネコンしか知らない若者は、入れ替え制ではなく、座席指定もなく、二階席(上画像下段中央)がある劇場には驚くだろう。約2時間後劇場を出て再び炎天下を歩く。もうこの頃になると流れる汗もびしょびしょの服も気にせず、空港行きのリムジンバスへと乗り込み(約25分)、空港で着替えて羽田空港へと向かった。
暑かったけど見どころ食べどころ撮影どころ満載だった高知はなかなか面白かったが、魚梁瀬ダムを始め、沢田マンション、レトロ映画館と家族や友人たちは誰一人興味を示さなかった・・・まあ、そりゃそうだろう。だからこれからも自由勝手な気ままなひとり旅を続けるんだろうなと思った(おしまい)