夏に開催されている亀戸天神での「亀戸赤からし市」に昨年から出掛けるようになり、鉢を購入して3ヶ月もの間、大事に育てて収穫の時期を迎えた。
唐辛子をはさみで切り離し、一週間ほど逆さ吊りにして、カラカラになった状態で種を取り出し、(妻からの要望で)ひとつひとつ輪切りにして行く。このような内職仕事は昔から好きで、写経のような感覚で集中しながら、せっせと黙々と作業を続ける。
一時間ほどで完成。少し手伝っていた妻がコンタクトを外そうとした時、目に激痛が走った。指に付着していた唐辛子のカプサイシンである。自分も気を付けようとよく手を洗い、就寝前にトイレへ行き布団に入ると・・・七転八倒とは言わないまでも股間に何とも言い難い熱というか痛みが・・・
映画「八甲田山」での雪中行軍の際に、靴の中に唐辛子を入れて助かったというエピソードも頷けたって話である。