チャンネルを変えている途中で偶然「チャリティーサッカー2012」を観た。
震災復興を目的に、東北にゆかりのある選手による「東北ドリームス」と日本代表経験者らの「JAPANスターズ」が対戦。「JAPAN―」は今季限りで23年の現役生活を引退したFW中山雅史(45)=札幌=が、後半45分に有終のゴールを決め5―2で勝利した。会場であるユアテックスタジアム仙台には小雪が舞い、氷点下の中で集まった1万3263人の前で、中山が後半38分にピッチに入り、後半45分、完全に凍っているゴール前で思い切り打った右足のシュートは、相手GKの手をはじいてネットに吸い込まれた。
その直後、両軍ベンチから全員がピッチに飛び出した。反対側のゴール裏まで約100メートルを全力で走り、中山を胴上げし、試合終了。現役として最後の試合、しかも最後のプレーをゴールで締めくくり「みんなの気持ちがボールに乗り移ってくれた」と感謝した。(スポーツ報知より抜粋)
出場しなかった長友は観客に向かって太鼓を叩き、負傷の内田は後半44分から主審として登場したり、東北ドリームスがゴールするとピッチ上に「東北」の人文字を作ったりと、実に素敵なチャリティーゲームだった。
そもそもゴンがメンバー入りしていると知らなかったので、彼がピッチに立った時はついつい感動してしまった。ゴンはやはり私の中では最高の「スーパーサブ」で、日本がまだワールドカップに出場出来なかった頃、彼が途中出場し、何度も何度も劣勢を跳ね返してくれたものだ。最後の最後に「途中出場」した彼らしいゴールが見れて良かった。私のひとつ年下の彼の引退はやはり悲しいが、「お疲れ様、ゴンちゃん。有難う、ゴンちゃん。」である。
【12/31(月)午後から1/5(土)まで正月休みとさせて頂きます】