東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えます不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

罹災証明

2013年04月11日 09時23分30秒 | 不動産屋の話~判例・法令

震災などでの家屋の被害を証明する「罹災(りさい)証明」を迅速に発行するため、行政と消防が相互利用できるシステムを、全国で初めて東京・豊島区が本格的に導入し、担当職員の研修が東京消防庁と合同で行われた。これまで罹災証明は、家屋の倒壊に関するものは区市町村が、火災に関するものは消防署が発行することになっていて、被災者の把握や被害の状況把握に時間がかかり、発行の遅れなどが指摘されてきた。首都直下地震では、地震と火災による被害が想定されるため、豊島区は、東京消防庁と連携し、家屋の被害状況の調査や、被災者に関する情報を合わせたデータベースを新たに作り、家屋が倒壊によるものか、火災によるものかに関わらず、罹災証明を迅速に発行できるようにした。今後、罹災証明手続きの迅速化が期待される・・・とのニュース。

先日当社の管理物件の隣で火事が発生した。隣接の建物は全焼したものの、幸い死傷者も無く、管理物件はエアコンカバー等が一部溶けただけで済んだ。火災保険を契約して頂いていたので、保険金請求の手続きを行い、罹災証明書を発行して貰う為、消防署まで出掛けた。これまで罹災証明は所有者さんに取って頂いていたが、所有者さんの都合により当社で初めて代行した。

証明書と言う割には自署する項目がやたら多く、所有者ではない管理会社だと色々と煩雑な手続きが続く。発行時間はそれほど掛からなかったものの、「入口」の部分で結構時間を擁した。今回のニュースでは倒壊と火災の連携だったが、もう少し抜本的な部分に対しても簡素化・迅速化が出来れば嬉しい限りである。

有限会社やな瀬不動産

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