東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

牛すじ煮込みを作ってみたものの・・・

2010年04月11日 09時49分58秒 | 美味しい話
以前断念した「牛すじ煮込み」。事ある毎にお店をのぞくがなかなか見つからずそれから約半年が経過した。すっかり記憶から薄れ始めていた頃、「牛すじ肉発見」とのメールが知人から届いた。以前「なかなか見つからない」と話した事を覚えていてくれたらしい。たまたまそのお店の近くに居たので、すぐに「現場」へと直行した。グロイ・・・余りにもグロテスクな肉の塊であったが「おぉ~君だったのか。随分探したんだぞ~」とついつい頬ずりしたくなった。



休日の朝、レシピに沿って作り始める。まず最初に血や汚れを丁寧に取り除き、たっぷりの「沸騰した」水に15分入れ、灰汁を丁寧に取る。沸騰したお湯に入れることで、美味さを逃がさず、身を縮ませるらしい。ただ手に取るだけで油がべったりと手の平に張り付く。これはかなり高カロリーだろう。灰汁もまるで洗濯機の泡のように尋常では無い量が出た。



鍋のまま流水で流し、荒熱を取り、食べ易い大きさに切り分け、「硬い部位」と「柔らかい部位」に分ける。「硬いっちゃ硬いし、柔らかいっちゃ柔らかい」と迷いながらも何とな~く気分で分ける。



硬い部位を約一時間ほど落としぶたをして煮込み、その後に柔らかい部位を追加する。合計2~3時間。部屋の中は牛煮込み独特の匂いが充満する。まるで居酒屋のようだ。



その後、大根と水を投入し一緒に煮込み、大根が柔らかくなったところで昆布、ねぎ、にんにくを投入し、砂糖・醤油で味を調え、沸騰したら冷ますを繰り返す。

しかし作りながらどうしても「もつ煮込み」のイメージが先行してしまい、果たして「牛すじ煮込み」ってどんな食べ物だったのか?と彷徨い始める。この時点で思う話ではないのだが、着地点が見つからないまま、料理は完成へと向かっていく。味見をしてもよく分からないまま、何とな~く完成してしまった。そして実食するとなかなか美味しい。ただ油がかなりきつくて胸やけがしそうだった。またイメージが湧かないまま作った為、肉の大きさがどうしても「もつ煮のイメージ」だったので小さく切り過ぎた。次回はこれを改善しなければならんとは思うのだが、数時間掛けて「つまみ一品」を作る気合があればの話である。
(ちなみにめんつゆを入れるとさっぱりするらしい)

有限会社やな瀬不動産

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お見舞い

2010年04月10日 09時44分26秒 | 二代目のつぶやき

休日に伯父が入院している病院にお見舞いに行った。伯母から「リハビリを頑張らない」との話を聞いていたので、お見舞いを兼ねて「檄」を飛ばしに行った。地元ではかなり有名な病院なのだが、私はこの日初めての訪問だった。予想よりもかなり広くて綺麗な院内に驚きつつ、受付で病室を確認し、四人部屋の窓際のカーテンをおもむろに開ける。一瞬数年前に入院していた父かと間違える程、よく似ていて「兄弟なのね~」と実感する。



「どう?リハビリ頑張ってる?」
「うん、頑張ってる」

あら?話が違う。でも頑張っているならひと安心だ。リハビリは一日二回行うようで、この日は午前のリハビリが終わり入浴したばかりとの事。

「じゃあ午後も頑張んなきゃね」
「いやもう(入浴で)疲れたから今日はいいや・・・」

コラコラ~

そこで頑張んなきゃ駄目じゃないと「今は自力で歩けるようになるのか?ならないのか?の分かれ道なんだから頑張んなきゃ」「後は気力の問題なんだからね」と矢継ぎ早にあれこれ言うと、伯父の顔はどんどん怪訝な顔になって行く・・・まあ~その表情も兄弟よく似ている。とりあえず檄を飛ばすだけ飛ばして病室を後にした。

また偶然にもこの病院で伯父のリハビリを担当しているのがバレー部のメンバーだったので挨拶を兼ねてリハビリセンターに顔を出した。以前から「心の準備があるので来られる前には連絡して下さいね」と言われていたので「もちろん」と笑顔で頷きながら抜き打ちでの訪問。いつものように体育館での呼び捨てと言う訳にも行かず「○○先生」と呼び慣れない言葉で会話をする。ここには他にも数名のメンバーが居て、もう一人の「先生」とも話をして、差し入れを手渡した。

いつもはジャージ姿の彼女であるが、白衣を着て一生懸命リハビリの補助をしている姿に感動しつつ、何とも素敵な職業だな~と思いながら病院を後にした。

伯父さんもメンバーも頑張って

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ただただ合掌・・・

2010年04月09日 09時35分00秒 | スポーツの話
2日にマツダスタジアムで行われた広島戦の試合前のノック中にくも膜下出血で突然倒れ、意識不明の状態が続いていた巨人の木村拓也内野守備走塁コーチ(37)が7日くも膜下出血のため広島市南区の広島大病院で死去した。



悲報に涙を流した原辰徳監督(51)は甲子園での阪神戦前に巨人ナイトと共に現役時代の守備位置二塁で黙とうし、同コーチの名前を叫び冥福を祈った。



2006年のシーズン途中に拓ちゃんがカープからジャイアンツに移籍して来た時には正直「何故?キムタク?」と思ったものだが、投手以外すべてを守れるユーティリティーさは事ある毎にチームを助け、困った時の拓ちゃんだった。



もちろん一番印象的なのは昨年9月の「捕手・木村拓也」である。彼曰く「出場する為に色々なポジションが出来るように練習した。いわば隙間産業みたいもの」と謙遜していたそうだが、ひとつのポジションでも大変なプロの世界で八つのポジションをこなすのは並大抵の努力では無理であろう。

【2008年6月21日、ソフトバンク戦で巨人移籍後初のサヨナラ打】

そして昨年私が観戦した日本シリーズ第四戦では残念ながら彼の活躍は見られなかったが、それが彼の現役生活最後の出場試合だった。連日各メディアでは彼へのお別れのメッセージが紹介されているが、彼は本当良い人だったんだな~と言うのがよく分かる内容ばかりである。

拓ちゃん37歳・・・余りにも早い・・・合掌・・・

有限会社やな瀬不動産

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自称プロ

2010年04月08日 09時41分09秒 | スポーツの話

休日に息子とキャッチボールをした。もちろん私が息子より楽しそうだ。誰も居ない貸切の公園でグローブを手にはめるとそれだけで頬が緩んでしまう。バレーボールでは感じないワクワク感が体全体にみなぎる。静かな昼下がりの公園にはグローブがボールを捕球する心地良い音だけが響いている。しかし久し振りなのでイメージしているフォームと実際の投げ方にかなり差がある。運動会の徒競走でよく転倒しているお父さんのように心と体がバラバラな感じである。一球一球フォームを確認しながら投げるが、どうもバランスが悪く、コントロールも定まらない。これでは今年の目標(後日掲示予定)は夢のまた夢になってしまう。そんな事を考えながらボールを次々と息子に投げ込む。

すると公園の入口に保育園児の集団がこちらを見ながら立ち止まっている。しばらくするとエプロン姿の若い男の先生が私たちに歩み寄り「保育園なんですけど、公園で遊ばせてもいいですか?」と訊ねられた。みんなの公園だもの、どうぞどうぞと快諾する。

すると先程まで静かだった公園に、放流された園児たちは歓声と共に活き活きと縦横無尽に走り回る。私たちの周りには寄り付かないように先生が配慮してくれていたが、数分後には背後に数人の園児が興味深そうに私たちを見つめている。当然投球にも力が入る。すると「凄ぇ~早~い」との声が聞こえる。もちろん次のボールにも力が入る。するとはいついに出ました「プロみたい」との言葉。園児たちに振り向き「実は・・・プロなんだよ」と得意気に答える。遠くで息子は苦笑いだ。それから園児達を仲間に入れてしばらく「プロ直々指導」での野球を楽しんだ。

やはり野球は楽しいな~

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名曲シリーズ~渡辺美里「BREATH」

2010年04月06日 09時25分27秒 | 音楽の話
最近は新しい曲より古い名曲たちを改めて聞く事か多くなった。押入のCDの枚数は数えた事は無いが、かなりの枚数が収納されている。時々一枚一枚取り出してはその当時を振り返りながら、厳選してMP3に録音している。

渡辺美里「BREATH」

1987年7月15日にリリースされた渡辺美里の3枚目のオリジナルアルバムでそのタイトル曲である。普通好きな歌には「好きなフレーズ」があるものだが、この曲には全篇に渡って好きなフレーズが溢れていて、聴く度毎に慈(いつく)しさが染み出て来るような甘く切ないラブソングである。また歌詞の中で「朝のターミナルでは 長距離バスがゆっくり走り出す」とある。長距離バスには縁もゆかりも無い私だがそのシチュエーションがとても印象深い。何故だろう?デジャヴなのかしらん?

こうして私のMP3には「昭和の名曲たち」が詰まっているのである。

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遊び場発見

2010年04月05日 09時36分25秒 | 新小岩の話

先日友人と飲んだ後、ダーツバーへ行った。



ここは昨年オープンしたばかりの新しいお店でバーチャルゴルフも完備されていた。昔自宅にダーツボードがあったので、それなりには「様になっているつもり」なのだが、ブランクがあり過ぎてなかなか狙った場所に矢が刺さらない。女性スタッフさんのアドバイスを聞きながら投げるものの、最後まで感覚が掴めないまま、テキーラ三杯飲んだ酔っぱらいの友人に完敗・・・酔っているので勝った事も分からない表情がまた腹立たしい



ちなみにバーチャルゴルフは完全個室になっていて、ちょっとしたパーティーに使えそうだ。スタッフさんもとてもいい感じで、機械の操作方法に戸惑っているおっさんたちにも優しいフォローしてくれる。今後ダーツも個室にする計画もあるそうなので楽しみである。



新しい遊び場を発見しちゃったみたい

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たばこと塩の博物館にて

2010年04月04日 09時55分42秒 | 街の話

休日に春休み中の娘と「岩合光昭写真展」に人ゴミだらけの渋谷まで出掛けた。



失礼ながら彼自身も作品も全く知らなかったのだが、広告に出ていた動物たちの作品の魅力に加えて、昔から疑問に思っていた開催場所の「たばこと塩の博物館とはなんぞや?」を解明すべく出掛けてみた。



入館料が大人100円。手にしていた広告は割引券になっており、少しだけ躊躇いながら差し出すとふたりで100円になってしまった。何だか大変申し訳ない・・・



それほど広くは無い館内には動物たちの自然のままの大きなパネル写真が展示されており、春休みと言う事もあり、小さい子供達の姿も見られた。



この一枚の写真を撮る為にはどれくらいの枚数と時間が掛かったのだろうか?実に愛くるしい作品ばかりである。



ただ犬の写真が少なかったのが少しだけ残念だったが、写真展の後に見学した「たばこ」と「塩」の博物館が思っていた以上に面白く、ついつい作品展よりも長居してしまった。「塩」のフロアでは「能登の揚げ浜式の塩づくり方法」を食い入るように学び、「たばこ」のフロアでは昔懐かしいタバコ屋さんが再現されて、ひとり歓声を上げながらついついバシバシと撮影してしまった。





ちなみにそれからしばらく「塩」について語る私を、娘が「今、父は塩に熱いから」と妻に解説してくれるようになった。

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あっという間の開幕戦

2010年04月03日 09時55分57秒 | バレーボールの話
先週バレーボールシーズンが開幕した。ただ初戦は強豪チーム・・・テンションは上がらない。なぜバレーの神様は私たちにこんな試練を与えるのだろうか?春休み中の息子からの「応援にしに行くから」との言葉を「絶対来るな」と強い口調で断って臨んだ試合。

今年もベンチスタートの私は目の前で相手に点数を重ねられて行く無残な様子を目の当たりにする。声援を送るタイミングすらなく結局13点・・・そして第二セットはチームの雰囲気を変えるべく、老練プレーヤーがコートに立つ。しかし流れを変えるだけの技を持っている訳でも無く、戦況は一向に変わる気配するなく、試合巧者に全く歯が立たない。「お上手だな~」と感心しながら淡々と終始相手主導でゲームは進み、途中から余りにもレベルが違い過ぎて笑うしかなくなる。結局これまた13点・・・非常に短い試合時間での完敗・・・。大して汗もかいていないサラサラのユニフォームが悲しい。今回私たちは「くじ運シード」だったので試合はこれで終わりだ。

試合数1試合、審判数2試合。審判の為に出場したような大会だ。撮影担当の後輩からビデオテープがたくさん余ったので「審判している様子でも撮りましょうか?」との提案にただ苦笑いするしかない。その夜に開催された反省会ではいつものように殆ど大会内容に触れることなく温泉話で盛り上がった。

今年も痛い痛~いシーズンが始まってしまった・・・

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おばあちゃんち

2010年04月02日 09時41分15秒 | 美味しい話
最近の居酒屋さんの内装は旧日本家屋風をイメージしたものが少なくない。それはそれで落ち着いた雰囲気で好きなのだが、どこもかしこも同じような作りに見えてお店の区別が付かなくなる事があるのが難点である。先日初めて来店した焼鳥屋さん。1階部分は同じような雰囲気だったのだが、予約しておいた「炬燵席」で二階に通されると、旧家屋を全く手つかずのまま再利用した店内だった。



階段下で靴を脱ぎ、ビニールに入れて持参する。廊下も畳もそのままで、大小の和室の襖が取り外された状態で開放されており、奥のテーブルはすでに宴会が始まっていた。炬燵に足を入れながら乾杯。誰かの家の大広間で宴会している雰囲気なのだが、これが非常に新鮮だった。ただ夏はどうするのだろうか?と訊ねると夏はそのまま炬燵がない状態で「田舎のおばあちゃんち」みたいな感じになります。それはそれは面白そうだが、最近「掘り炬燵」式で無いと膝が痛むのが難点だ・・・



また今回二階席を担当してくれたこの夜初出勤だった若い女の子の店員さんの笑顔と一生懸命さにとても好感が持てた。帰り際に若い店長さんにその旨を告げて、気持ち良くお店を出て駅に向かって歩いていると、後ろから先程の担当店員さんが走って来た。忘れ物かな?と思いきや、「店長に聞いてお礼を言いに参りました」との事。終始感じの良いお店に大変満足した夜だった

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春・休日・午前・散歩

2010年04月01日 09時34分36秒 | 「彼」の話
この季節は「彼」との散歩が気持ち良い。

「彼」が熊本から飛行機でやって来てからもう一年半が経過した。それまで当然街を散歩する習慣は無かった。このご時勢でもしひとりで街をフラフラ歩いていたら、確実に「妖しい奴」になってしまうが、「彼」と一緒ならばそれはよくある街の風景のひとつになる。夜道も買い物袋を提げていれば「ヘンじゃない」の昔のセブンイレブンのCMを思い出しながら、堂々と歩みを進める。



私が休日の朝の散歩はゆっくり一時間近く掛けて近所を散策する。普段は自転車や車で通り過ぎてしまうだけのただの街の景色も、ゆっくりと歩くと新鮮に見える。街角に咲く花や葉の色で季節を感じる。手入れが行き届いている庭とダイナミックな自然のままの庭との対比も面白い。小学校からは給食を作る湯気と美味しそうな匂いが流れて来る。あのおばあちゃんはいつもこの時間に履き掃除をしている。お母さんの自転車の後ろに乗ったマスク着用の子供はこれから病院へ向かうのだろうか?なかなか散歩は楽しい。



散歩の途中で公園に寄る。子供の成長と共に行く機会が全く無くなった。最近の遊具の進歩に感心しながら、トンネルを発見。その形状が何だか魅力的で、ふと「くぐりたい」衝動に駆られる。でも40歳過ぎのおっちゃんがひとりでくぐるのはとても「危険な行為」だ。そんな時は「彼」を無理無理引っ張ってくぐる。達成感でちょっとだけ口元が緩んでいる私。

さあ次はもう少し先まで探検しよう。

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