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ニューギニア島アルファック・トリバネチョウ採集記
~西パプア(旧:西イリアン)・トリバネ事情~
その壱
中川忠則
Ornithoptera paradisea chrysanthenum ゴクラクトリバネアゲハ
・ はじめに
蝶の愛好家にとって、トリバネチョウは憧れの的である。
日本人で最初にアルファック山塊を探検し、ロスチャイルドトリバネアゲハの再
発見(1974年)やジャノメチョウの新種発見など、多くの足跡を残した西澤孝氏の
紀行文(日本鱗翅学会会報「やどりがNo,101・102号(1980年)」)を拝読した筆者
は、何時の日かこの地を訪れ、トリバネチョウに出会うことを夢見ていた。
しかし、かつて高嶺の花であったトリバネチョウも、何時しか大量に流通し、多
くの愛好家の標本箱に収まった。
ズラリと並んだ標本は、今では自慢の品ではなく
なったようだ。とは言え、自然状態の姿を見に行くとなると別である。
ニューギニアの地は遙かに遠く、治安や感染症など多くの不安要素から、なかなか容易ではな
い。
筆者は、去る2014年10月11日から19日までの9日間、「月刊むし社」
企画の「西イリアンツアー」に参加したので報告する。
この項、続く。
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ニューギニア島アルファック・トリバネチョウ採集記
~西パプア(旧:西イリアン)・トリバネ事情~
その壱
中川忠則
Ornithoptera paradisea chrysanthenum ゴクラクトリバネアゲハ
・ はじめに
蝶の愛好家にとって、トリバネチョウは憧れの的である。
日本人で最初にアルファック山塊を探検し、ロスチャイルドトリバネアゲハの再
発見(1974年)やジャノメチョウの新種発見など、多くの足跡を残した西澤孝氏の
紀行文(日本鱗翅学会会報「やどりがNo,101・102号(1980年)」)を拝読した筆者
は、何時の日かこの地を訪れ、トリバネチョウに出会うことを夢見ていた。
しかし、かつて高嶺の花であったトリバネチョウも、何時しか大量に流通し、多
くの愛好家の標本箱に収まった。
ズラリと並んだ標本は、今では自慢の品ではなく
なったようだ。とは言え、自然状態の姿を見に行くとなると別である。
ニューギニアの地は遙かに遠く、治安や感染症など多くの不安要素から、なかなか容易ではな
い。
筆者は、去る2014年10月11日から19日までの9日間、「月刊むし社」
企画の「西イリアンツアー」に参加したので報告する。
この項、続く。
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