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エゾリュウキンカとエゾヒメギフ新産地発見
2015-5-4 (月) 晴れ のち曇りのち小雨
道北や旭川周辺ではエゾヒメギフの新産地発見は発生時期の後半にエゾノリュウキンカ群落を捜すと効率的だ。
エゾノリュウキンカの黄色い花に群がる汚損エゾヒメギフをさがすのは新産地確認のもっとも簡単な方法である。
しかし、北見市ではエゾノリュウキンカの群落はとても少ない。
などと思いながら我が家からほど近い、いまだ未調査であった早春の林道をしばらくゆくと、思いがけず沢筋の湿地にエゾリュウキンカ(ヤチブキ)群落を発見。
道北ではこんなところにはよくヒメギフが飛んでくるんだがと見渡すと、なんとヒメギフが数頭舞っているではないか。
これで今日、またまた新産地を発見したことになる。
気温が上がり出すとヒメギフの個体数はどんどん増えてヤチブキに吸蜜する個体よりは盛んに低く高く縦横に飛び交う♂が多く(この飛び方の意味・理由は後に判明する)多くは破損個体であった。
時々、完全品個体も混ざるが総じて発生時期後半といったところであった。
蝶は活発に飛んでおり、いわゆる生態写真(吸蜜にとまっている写真など)を撮るのは至難である。
これまで私は他人に言うのもはずかしくなるほどの、おびただしい数のヒメギフ展翅標本(ミイラ)を作ってきた。
若い頃は考えもしなかったが、私ほどの年齢になると、ヒメギフを手当たり次第無慈悲に殺し続けたり、不要の大量ミイラ標本をつくることに畏怖の念を持つようになる。
近い将来、あの世で恐怖の蝶殺し地獄へ送られるのを恐れているのだ。
そこで記録用にネットで採集した蝶の手のひら写真撮影を試みた。
しかし、生きたままの蝶の手のひら写真はけっこう難しく猛烈に暴れる蝶をどうやっておとなしくさせるかが難題である。
ヤチブキの湿地を歩くには長靴が必需品。しかしズボンまで泥だらけ。
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エゾリュウキンカとエゾヒメギフ新産地発見
2015-5-4 (月) 晴れ のち曇りのち小雨
道北や旭川周辺ではエゾヒメギフの新産地発見は発生時期の後半にエゾノリュウキンカ群落を捜すと効率的だ。
エゾノリュウキンカの黄色い花に群がる汚損エゾヒメギフをさがすのは新産地確認のもっとも簡単な方法である。
しかし、北見市ではエゾノリュウキンカの群落はとても少ない。
などと思いながら我が家からほど近い、いまだ未調査であった早春の林道をしばらくゆくと、思いがけず沢筋の湿地にエゾリュウキンカ(ヤチブキ)群落を発見。
道北ではこんなところにはよくヒメギフが飛んでくるんだがと見渡すと、なんとヒメギフが数頭舞っているではないか。
これで今日、またまた新産地を発見したことになる。
気温が上がり出すとヒメギフの個体数はどんどん増えてヤチブキに吸蜜する個体よりは盛んに低く高く縦横に飛び交う♂が多く(この飛び方の意味・理由は後に判明する)多くは破損個体であった。
時々、完全品個体も混ざるが総じて発生時期後半といったところであった。
蝶は活発に飛んでおり、いわゆる生態写真(吸蜜にとまっている写真など)を撮るのは至難である。
これまで私は他人に言うのもはずかしくなるほどの、おびただしい数のヒメギフ展翅標本(ミイラ)を作ってきた。
若い頃は考えもしなかったが、私ほどの年齢になると、ヒメギフを手当たり次第無慈悲に殺し続けたり、不要の大量ミイラ標本をつくることに畏怖の念を持つようになる。
近い将来、あの世で恐怖の蝶殺し地獄へ送られるのを恐れているのだ。
そこで記録用にネットで採集した蝶の手のひら写真撮影を試みた。
しかし、生きたままの蝶の手のひら写真はけっこう難しく猛烈に暴れる蝶をどうやっておとなしくさせるかが難題である。
ヤチブキの湿地を歩くには長靴が必需品。しかしズボンまで泥だらけ。
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