北海道昆虫同好会ブログ

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ソロモン諸島 ガダルカナル島 採集紀行  その6

2016-04-01 16:29:39 | 採集記・旅行・写真
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ソロモン諸島 ガダルカナル島 採集紀行  その6
                            島谷 光二


 2015年1月15日(木) バオ(BAO)村までの林道 (BARANA村の奥の林道)
 
天気も回復したので、7時にバオ村への林道へ向かう。

第1陣は、8時30分にはバオ村へ向かう採集地に到着し、8時すぎ朝霧の林道をひたすら歩き始めた。






日が差してくると、オオルリアゲハ、トラフタテハ、シロモンチャイロタテハ、ヒカテオンタイマイなどの大型のチョウも飛び始める。






Mynes woodrdi1 のガダルカナル亜種などタテハ類も採集できた。

10時近くになって、どんどん先に行ったKさん、Nさん夫妻は、谷から風が吹きあがってくるような林道の路肩でそこに飛来するアオメガネトリバネを複数頭採集したらしい。

森元さんは、花もなく樹木も高い林道なので昨日の森元ポイントへ巡回の車で移動していく。

私は、長竿が届くところにわずかに白い花は咲いている樹木のところでいろいろなチョウを採集しながら12時まで粘ることにした。




空を見上げるとビクトリア♀、アオメガネ♀が次々と樹間を飛んでいる。

なかなか竿の届くところまで降りてこない。

見上げてばかりなので首がいたくなる。

それでも、白い花へ飛来したアオメガネ♂とビクトリア♀を粘って採集した。


この林道は発生適時に来るとトリバネアゲハ、ソロモン特産のチョウも多いようである。
 
私はここでムラサキテングタテハ、パプアコムラサキ♂なども採集した。
 
午後は、アスティン山まで車でもどり、林道へランガ川の近くまで歩いて往復してみる。

パプアモンキ、パプアアゲハなども数はわりと多いが破損している。

トリバネの時期には適時とは思うが他のチョウは少し発生適時ずれていたようだ。

とにかく歩いたので、汗だくで体重がかなり減量したように感じる。
 
夕方、火照った身体を冷やすためホテルのプールに入る。

遺骨収集に来た米国海兵隊の女性の隊員も泳いでいた。


ガダルカナルの戦死者の慰霊碑。



夜、和食レストランで冷麦を食べる。森元さんとビール、ワインを飲みまくりの夜となった。


この項 続く。
 


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