MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

霊峰白山登山記①

2008年08月06日 | 旅行記

信仰の山として、日本三名山の一つに数えられる『霊峰白山』に、走友仲間と一泊二日コースで登山に挑戦した。

学生時代には、2、3回登って以来の挑戦となった。

故郷 福井勝山の平泉寺の開祖 泰澄大師がはじめて白山に登り修業したのが、信仰登山の始まりだそうだ。

早朝に、家を出て福井のベテランハイカーと合流し、登山口の別当出合には、丁度12時に到着した。平日にも拘らず別当出合の駐車場は、ほぼ満員であった。

001 12:40=昼食後、登山センターで入山手続きを終えて、吊り橋を渡って砂防新道に取りついた。沢では、大きな砂防工事が進められていて、槌音が大きく轟いていた。

13:22=中飯場着。休息場には、既に下山してきた登山客が、数十人休息されていて、ベンチや給水施設も万全であった。

006 13:35出発し、ひたすら見事に整備された丸太と石段を登るが、あまりの見事な階段で 自然の登山道とはかけ離れていると感じた。

聞けば、地元出身の代議士の力添えで手を加えたと聞くが、ここまで政治家が係わっているのか?と驚いた。 こんな立派な登山道は、他に例を見ないが1、2年の工事ではなく かなりの予算取りに寄与したのだろうか? さしずめMロードとも言うのだろうか?

14:50甚之助小屋着。ここにも約20名の登山客が休息していたが、殆どは前日登山された下山客である。

約10分休憩後に、登っていくが 低学年だろう幼少の子供連れが 多いのには驚いた。生き生きとして元気で降りてきた。お父さんお母さんも、付いていけないようだ。

しばらく だらだらとした登りが続くが、15:20に南竜ケ馬場方面への分岐点に到着。室堂まであと2キロ地点である。

012 黒ボコ岩方面に、道をとり しばらくして豊富な流水(延命水)に出合い、喉を潤し、顔を冷やして 神の水に出会ったようだ。

その後に、急な階段が約30分続き 疲労も溜まってきて 喘ぎながら歩を運ぶ。汗も止まらない。

16:07 黒ボコ岩の分岐点に到着。名前の通り、黒い見事な大岩が多くあり、登ってきた登山道が、遥かに見下ろせる。 

16:18 黒ボコ岩を出発して、室堂への道をとる。この頃からガスがかかって来て視界をさえぎる。

018 すぐに、白山神社の境内に入り、木道を歩むと最後の難所の五葉坂にかかる。

あと1キロであるが、かなりの急坂で、疲労の溜まった全身に重く応えてきた。約20分で目の前に、室堂のビジターセンターが見えてきた。

023 16:45 室堂着。登山時間は、なんとガイドマップの所要時間(休憩含まず)4時間半を、休憩含んで4時間だった。 急に疲れが噴出してきた。

今日のコースでは、期待の花畑はなかったが、明日の下山コース(観光新道)には、花畑が多いそうだ。

028 白山神社に、参拝して 周囲を散策したが、ハクサンシャジンに混じってクロユリの可憐な姿があった。

山小屋には、約450人の客があるそうで、予想していたほどの混雑はなかった。明日の御来光へ想いを馳せて、7時には、床についた。

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