今年で8回目を迎えた『スーパーよさこい2008』 に出かけてきた。
原宿表参道元気祭りとサブタイトルが付いているが、正しく元気印が集まり踊る方も観客も、小雨の中で相互に元気を与え・受けて楽しんでいた。
よさこい祭りは、スタッフの方に聞けば、全国で200箇所以上で開催されているそうであるが、やはり、東京原宿・表参道のそれは別格であると。
今年は、明治神宮の復興50年を記念しての祭りでもあるそうだ。
今年も、全国から本家の高知県チームを含み、103チームが参加しており、二日間にわたり「よさこい」が溢れており「よさこい」一色に染まっていた。
代々木公園からNHKホール、原宿駅前、表参道へと移動しながら「よさこい」の迫力を実感し堪能した。
最初のNHK前の広場では、野外ステージでの踊りの供宴が既に始まっていたが、
広場一杯に各地”じまん”の展示が行われていた。
やはりメインは、よさこい地元の土佐の高知の「花・人・土佐であい博」が一番の盛況で、広場には 出演前の踊り子連が思い思いの衣装に実を包み、元気が漲っていた。
会場には、各地のじまん品も展示販売されていたが、よさこいには、欠かせない「鳴子」の手作り教室や即売が行われており、踊り子や一般客にも大変な人気であった。
原宿駅前ステージでも、広場に収容できないほど観客があふれていて、係り員も声をからして整理していた。
神宮への参道には、出演を終わったチームと出演も待つチームで、大混雑。
久し振りの神宮参拝も、諦めて表参道アベニューへ移動したが、これまた前に進むのが大変で、ようやくアベニューのポイントに到着しても 沿道観客が幾重にも重なり 撮影は至難の業である。
やはり、踊りチーム連の出演場所は、どのように決まっているのか知る由も無かったが、アベニューでの踊りや衣装には、迫力がある。
特に、早稲田大学生のチームや学生連など若手連のチームが多く、踊りも曲も大迫力であり、リーダーの音頭取りにも工夫があって圧倒された。
踊りと言えば、おばさんが主流と思っていたが、ここ「よさこい」は、全く違っていて おばさんパワーは、タジタジの元気があった。
また、観客も踊り子にも、表参道の場所柄 外国人がとにかく多いのにも驚いた。
青い目の美人踊り子が発する「ヨッサレ~」には、ゾクゾクするものがある。
「スーパーよさこい祭り」の工夫を凝らした曲や衣装と元気印が、独特の雰囲気を出していて他の地では見られない元気な祭りであった。