サザンの大ファンを自称する我が家の子供達が、30周年記念ライブ『大感謝祭』のプラチナチケットをゲットしたので、特派員として派遣し、そのレポを報告します。
もともと我が特派員は、自他共に認める雨女故に、見事に雨を降らしてくれた。そんな中でも興奮気味に出かけた。以下は特派員レポです。☆彡☆彡☆彡
会場までのアクセスは、早くも興奮状態のファンが エンドレスに続いていた。
突然の活動休止の発表から、みんなこの日を指折り数えて待っていたようだ。
会場に入ると、開演直前であったが、もうその興奮状態ははち切れそうであった。
座席は、アリーナ席のほぼ中央辺りで、しかも目の前が 通路だったのでラッキーな席であった。
桑田の姿を肉眼でもハッキリ確認できる。もちろん最初から最後まで立ちっ放しである。
顔の表情は、目の前の大きなモニターで映し出され、言う事なし。
開演時の桑田の台詞『今日のステージは、伝説にはなりません。いつものステージと変りません。また、皆さんの前に、いつか必ず帰ってくるので、あくまで今日は一つの経過点です』
これで会場は、大喝采でボルテージは上がった。
曲目は、デビューからの30年を振り返るように、「YOU」で始まり、懐かしい曲を中心に次々と歌い続けるスタイルだった。
題して、「青山から鎌倉まで~」である。デビューから「KAMAKURA」までなのか?
途中、サイドスタンド前の特別ステージに、カートで移動し 4曲を披露したが これも受けていた。
花火あり、火の玉あり、白い風船を夜空に飛ばしたり、天から突然キラキラテープが頭上に降ってきたりと、演出が憎いほどすばらしい。
会場は、もう興奮の坩堝で、この情景を表現する言葉を見つけられない・・・・・
雨は、途中一度小止みになり、桑田も「みんなの熱気で雨を吹き飛ばしてくれた~」といってくれたが、また、大粒の雨になってレインコートを羽織っていても、全身びしょ濡れ状態である。
究極のバラード3曲の時には、もう涙を止められず号泣していたが、大雨のためか、涙なのか 判んないよ~
いつもの楽しいMCもそこそこに、ずっと歌いぱなし。最後のアンコールの後、サザンのメンバーがステージで一人一人感謝の言葉を口にしていたが、感極まって言葉にならない場面もあった。
『皆さんのお蔭で、ここまで30年やってこられました』との言葉に、会場にいる観客からは、『こちらこそ サザンありがとう』と泣いている
観客は、桑田と同世代や若い年代が多いが、おば様族も結構いたようだ。
桑田のステージを盛り上げるバックダンサーも、いつものステージ以上に、お色気ムンムンのカッコいいおねえーちゃん達が、ノリノリで踊っていた。
帰る頃には、雨もあがっていた。この雨は ファンの悲しみの涙? 嬉涙だったのだろうか?
今回の公演は、横浜での4日間ライブであるが、4日間で30万人で、全国からサザンファンが集まっていた。今回は 幸運にもチケットをゲットしたが、オークションでは、二人席で55万円の値がついているそうだ。
この光景をしっかりと瞼に焼き付けておいて、カムバックを待っている。