今年は長雨が続いたかと思うと一点連日の猛暑日となり、雨なしの異常天候のため果物などの不作や味の心配がされているようですが、先日、知人から相次いで夏の味覚の王様である「佐藤錦」を頂きました。
共に本場山形県産で大粒のルビーのような姿は東北美人を連想させるそうですが、その味も重厚な甘味と酸味のバランスが何とも言えず、感激の味でした。
サクランボ大好きの我が家では、今年もさくらんぼパーテイーを開いて美味しい味覚を味わえる歓びを感じ、早速画に描き残してみた。
日頃懇意にしている地元の果樹園農家を訪ねたが、やはり今年の長雨は収穫時期や味に影響しているそうで、毎年予約が殺到している西瓜は今年は全くだめだと言われていた。
トウモロコシと懐かしいまくわ瓜が食べごろと聞き買い求めてきたが、こちらも茹でるのではなく焼いて食してみたが、実に甘くあっという間に2本を頂いてしまった。
藤沢ブランドの「藤稔」は、藤沢生まれの夏の味覚として大変有名であるが、今年の出来具合を聞いて見たら、日照り続きのため水不足が深刻で毎日水撒きが欠かせないそうで、みずみずしい大粒の実を付けるためにこの時期が一番大切だそうです。
ぶどうハウスに入らせてもらったが、黒い実がたわわに実っており、味と形はこの時期が勝負だと日夜大変な努力をされているそうで、毎年品評会で入賞されている秘訣を覗き見た気がした。
この異常気象は、我々にも節電努力で厳しい夏となっているが、果物や野菜にとっては想像以上に酷なようで、今年は地震や気象などの自然現象の影響は計り知れないようだ・・・・
帰路に里山光景を楽しみながらジョグしていると、畑の中に観たソテツの雄花が咲き誇っていたが、こちらは異常気象の影響は無いのだろうか?