今日から夏休みに入り、「夏休みのはじまりを みんなで たのしもう」を合言葉に、地域の放課後こども教室(こいとっ子)の「あそびウイーク」がスタートし、運営委員として参加してきました。
夏休みの初日は、台風の影響で北風強く肌寒ささえ感じる雨の朝だったので、子ども達は開場前から教室に集まって来て、教室はほぼ一杯となるほどでした。
この日もボランテイアのお母さん達12人が、朝から工夫を凝らしたイベントの準備を始めておられ、初日は、「なぞなぞゲーム」や「レッツ・ゴービンゴゲーム」、「大型紙芝居」が行われ、集まった子ども達はいつもやれない「みんなでゲーム」に、何が始まるんだろうと興味深々で視線を送っていた。
なぞなぞゲームでは、サイコロの目から引いた「クイズ」や「ものまね」、「早口ことば」などに挑戦していたが、得意気に振舞う子どもや恥ずかしそうに振舞う子など、様々で檄が飛んだり、大拍手を受けたりと、楽しい時間が過ぎていた。
なぞなぞゲームをリードした若きお母さん達は、『AKB48』ならぬ『KKB8(こいと・かあちゃん・ボランテイア・8人衆)』を名乗り、子ども達の人気を集めていたが、総選挙は無かったようだ
紙芝居では、それまでの喧騒が静まり返り、語り部の話に溶けこむように静まり返って聞いていたが、読書とは異なりみんなでストーリーへと導かれて行く魅力に引き込まれていたようだ。
さらに、ビンゴゲームに入ると、番号が呼ばれるごとに歓声が湧きあがっており、程なくリーチからビンゴを達成した子どもは、思わずガッツポーズして豪華?賞品を貰って、友達から羨ましがられていたが、日頃は見られないシーンだったのだろう・・・
最後に、ボラテイアさんが用意されたカブトムシ約20匹の抽選会が行われ、ゲットした子ども達の得意気な笑顔が実に印象的でした。
放課後こども教室は、いつもは放課後に学校の教室や校庭、体育館等を使って、こどもたちの安全かつ健全な居場所作りを目的として、異学年交流や自主的な遊びの場を提供しているが、夏休みや冬休みには、「あそびウイーク」を設けて、いろいろな体験活動を通して大きく成長して欲しいと願っている。
特に、今年は放射能問題や猛暑続きのため子ども達の遊びの場が制限されており、お母さんから寄せられる期待も大きいそうだ。
初日を終えて家路に着く子ども達を見送りながら、「また、明日来てね~」と声掛けて、意義の大きさを改めて実感していた。