先週より夏休みに入り市内の各学校のプールの開放が始まったので、管理指導員として従事してきました。
毎年、プール開放の管理指導員を経験しているが、今年は開放日が少なくなり土・日の5日間に縮小されていたが、原発事故に伴う放射能問題で水質検査などで時間がかかり、学校授業におけるプール利用日が大幅に少なくなっていたようで、子ども達の期待は大きくなっている。
朝9時から指導員仲間とともに、開放前の点検・準備作業にかかり場内清掃やプール内の清掃、水質検査など限られた時間内でやることは多く、中でもプール内の浮遊物や沈殿物が多かったので、意外と手間がかかっていた。
開始時間前に、子ども達が受付に並ぶ光景も見られたが、猛暑が予想されていた割には、入場者も少なく混雑をするほどではなかった。
午前中は、高学年の子ども達が多く泳ぎの練習に取り組む子どもがいるかと期待していたが、何と殆どの子ども達は浮マットを引きずり出して、マットに乗って遊ぶ子が多く、少々がっかりしながら、事故防止に気を払いながら注視していた。
ビート板を与えて泳ぎの基本を学ぶように声をかけてみたが、全く興味なしだと・・・・
浮マットでいろいろな島や船を造って、押し合いやすべりを楽しみながらキャッキャ~の声が絶え間なく飛び交って、友達同士の楽しい交流が続いていたが、猛暑のなかで一番の遊び場となっているようだ。
水泳を専門的に学び泳ぎたい子ども達は、殆どがジムのスイミング・スクールへ行くんだそうで、学校プールは貴重な夏の遊び場となっているようだ。
午後には、気温も上がっていたが入場者は大幅に減って10名足らずの子ども達と家族連れだったが、親子の触れ合いや地域のコミュニテイーの貴重な場所として多くの市民が利用して楽しい夏休みを過ごしてほしいものだ。
万が一にも事故のないように緊張しての一日でしたが、開放時間が終了し点検を終えてホッとしていた。