藤沢市民まつりの2日目は、藤沢駅周辺の大パレードへと出かけてみると、台風の影響を考慮して大幅に予定が変更されていたが、駅周辺は早くから市民で賑わっていました。
今年のまつりのテーマは、伝統文化の継承と、東日本大震災からの復興支援を呼びかけようと、「伝えよう藤沢の魅力、届けようエール」を掲げてのイベントが企画されていました。
藤沢駅の北口周辺に着いた時には、丁度各町内会や各種団体が参加して子供神輿やお囃子が登場してのパレードが出発したところでしたが、山車を引く子ども達は檜舞台に立つようような興奮気味のようでした。
柳通りや駅前商店街には、太鼓や笛の音色が響き渡り、ハッピ姿などの彩で溢れていましたが、期待していたマーチングバンドなどのパレードは、台風の影響を考慮して中止となっていた。
駅南口へ回るとこちらでは市内各地の神輿が勢ぞろいして「ドスコイ・・ドスコイ・・」 と威勢のいい掛け声が広場にこだまして、勇壮なぶつかり合いが行われており、観客と一体となって熱くなっていました。
サンパール広場に戻ると、ステージでは福島県から参加されたフラガールのフラダンスが始まっており、大観衆から大喝采を受けていましたが、紹介によると昨年来の被災地復興支援の取り組みが縁で、出演されているそうで、妖麗な踊りと笑顔が素晴らしいもので、元気を振りまいていたようだ。
北口では、子供神輿がさらに続いており、沿道と子ども達によるエールのやり取りが温かさを振りまいており、祭りは最高潮になっていました。
この後、今年初めて祭会場となった遊行寺エリアへと回ると、トークライブや猿回し演技、めんこ大会などと懐かしい屋台が境内一杯で行われており、昭和ノスタルジーを感じるイベントで賑わっていました。
境内の墓地周りには、境内の賑やかさが嘘のように、淡い色彩の彼岸花がひっそりとさいており、秋色が一杯でした。