東京駅丸の内駅舎と東京ステーションホテルが約百年前の創建当時の姿に復原され、待ちわびていた営業が再開され一般公開となったので最優先で出かけてきました。
これまでも外観は観ることが出来ていたが、ドームの内部やホテル内部は、初めて公開されるとあって、通行人よりこのために東京駅へ繰り出した方が多かったようで中央口から駅前広場に出るとカメラ片手に駅舎を見上げる人々で駅舎前は大混雑でした。
南ドームに入ると、ドーム屋根の内部には、万華鏡のような八角の装飾デザインが施されており、鷲のレリーフが角を締めており、さらにその下の壁には方位を示す干支のレリーフが見られます。
全て創建時の様子を伝える資料を基に再現されているそうですが、丑・寅・辰・巳・未・申・戌・亥の8支が確認できましたが、これは東西南北を示す4支を除いているそうです。これ程までに創建時のデザインは拘りがあったとは驚きでした。
また、周囲の壁のコーナーには、白い花でしょうか?素敵な装飾が埋めていました。
ステーションホテルでは、OPENを待っておられた宿泊客がホテルマンに誘導されていましたが、初日の予約獲得は大変な人気だったのではないでしょうか?
ステーションホテルの玄関から入りカフェコーナーには行けますが、その先には宿泊者しか入ることが出来ずに残念でしたが、文人が愛したと言われるホテル内部をいつの日か見てみたい誘惑に駆られていました。
北ドームへ回ると、こちらも南ドームと同じ様相でしたが、あの駅コンサートの再会はあるのだろうか?と思いつつ通勤時に聞いていた懐かしい駅コンを想い出していました。
駅舎前に出て北から南へと様々な角度から眺めていましたが、あの赤レンガのレトロな外観は、どこから見ても素晴らしく、この日を逃すまいとスケッチ画家が筆を走らせる光景も見られました。
行幸通りからの遠望も素晴らしく、ライトアップの光景は又の機会として、駅ナカに戻ると、セントラル・ストリートには、新しく「駅弁屋」がOPENされて、全国から集められた約200種類の駅弁大会がおこなわれており、大変な人気だったようです。
我がふるさとの懐かしい駅弁もありましたが、余りの行列で諦めました。