冬に逆戻りしたような寒い雨の一日でしたが、春の足音は日に日に大きくなってきて春の訪れを感じて、市内の小学校の卒業式が一斉に行われ、地元の小学校の卒業式に地域の団体代表として列席してきました。
式場の体育館には、子ども達がこの日の為に丹精込めて花咲かせたスミレや菜の花、クロッカスなど色とりどりの春の花が並べられて晴れの舞台が準備されていましたね。
少子高齢化の波も我が地域も例外ではなく卒業生は58名と少ないが、式場には学校関係者と在校生代表の5年生と卒業生保護者などで花舞台以外は、満席となっていましたね。
開式前には、低学年在校生とのお別れ交流会が行われ、在校生からのおもてなしに卒業生も涙していたようでした。
卒業生では、女子の羽織袴姿が目立っており、晴れの門出に相応しく華やいでいましたが、聞けば最近の流行りにもなっているそうで、賛否両論があるそうですね。
生涯の想い出としていいですね~
卒業証書授与では、卒業生一人づつ演台で6年間の想い出や力強い将来の夢や希望を述べており、先生や保護者への感謝の気持ちを述べるなど、参列者から大きな拍手を受けて決まっていましたね。
一人一人の夢を聴いていると、将来は野球・サッカー選手になりたいは定番ですが、中にはピアニストやイラストレーター、レーシング・ドライバー、看護師、建築家など具体的な志望を語る子もあって、これらの希望に向かって羽ばたいて欲しいと願っていた。
学校長、来賓の挨拶を聴きながら頷いている子もみられ、朝の通学路の見守りボランテイアで毎朝励まし合った子供の笑顔をみていて成長の速さに驚いていました。
対面式で行われた中で、在校生からの別れの言葉を聞くころには、目頭を押さえる姿も見られて想い出多い卒業式だったようでした。
花道を一人一人引き上げる卒業生には、保護者のカメラが追いかけて手を振って引き上げる姿もあり、印象的でした
式場の花の舞台には、小学生が手塩にかけた花とは思えない程美しいスミレもあり、晴れ舞台を演出していました。
式終了後は、保護者も交えて記念写真や想い出を語り合うシーンもあって、思いは早くも中学生活へ向かっていたようでした。
定番の「旅たちの日に」を想いだし、今の別れの時未来を信じて 広い大空に向けて飛び立って欲しいと願いながら、日頃心通じ合う卒業生の肩を叩いて別れを告げていた。
式場の壁には、在校生が心を込めて折り上げた色とりどりの折花が壁いっぱいに張られています。
また、別の壁には卒業生の自画像が展示されており、保護者からはこれはうちの子だろうね~と感嘆の声も聞こえていました。