春本番のスケッチ日和となり、久しぶりに仲間と横浜馬車道へスケッチに出かけてきました。
馬車道は、横浜港開港以来西洋文化が日本に開花した由緒ある街で、ガス灯など数々の日本初の物が多く、「〇〇発祥の地」としてお散歩にはいつ訪れても飽きない街並みである。
馬車道のランドマークである神奈川県歴史博物館(旧横浜正金銀行本店)は、ドームやペデイメントの特徴的な搭屋を仰ぐと、その威風に圧倒されますね。
歴史博物館はこれまでも何度か描いていたので、博物館玄関から眺められる結婚式場のドームと東京芸大の歴史的建造物の新旧の対照的なモチーフを初めて描いてみました。
教会を主役にと描き始めていたが、途中から芸大の魅力に取りつかれながら描いており、どちらが主役で脇役か見失っていました。
午後からは、馬車道のシンボルである六道の辻通りにある「馬車道十番館」へ向かった。
六道の辻は、仏教の六道ではなくかって六筋の道があったことに由来しているらしいですね。
馬車道十番館は、横浜開港当時の面影を残す建築様式のようで、以前から描いてみたいモチーフの一つでしたが、初の挑戦でした。
牛馬飲水場や公衆電話ボックスなどの遺産や本館のお洒落な建物も魅力たっぷりですね。
ご近所に住まれる方?からも、声かけて貰いながら、春の陽を受けて筆を走らせていました。
描き終えてお散歩すると馬車道には色々な彫刻作品が置かれていますが、この日は館内フホール前にある「ニケとニコラ」の作品に目を奪われていましたが、何を語り合っているのでしょうか?いいですね。
馬車道駅から眺めるランドマーク、クイーンズスクエアもこの日は特別に美しい景観を見せていましたね・・・
最後に、ヨコハマ創造都市センター(旧第一銀行横浜支店)のカフェに立ち寄ってみたが、アーテイストやクリエーターの出会いと交流と創造が育まれる場となっており、横浜国大院のアーテイストとしばし交流を楽しんでいました。